Dynamic Link Manager EX Software ユーザーズガイド(AIX®用)
PowerHAを使用する場合は,HDLMに添付されているPowerHA用スクリプトにユーザー定義ディスク・メソッドを設定してください。
次にユーザー定義ディスク・メソッドを設定する手順を示します。ここでは,PowerHA 6.1での手順を説明します。SMITメニューの画面遷移は,PowerHAのバージョンによって異なる場合があります。そのため,使用するPowerHAのマニュアルもあわせて参照してください。
- SMIT画面から[ユーザー定義ディスク・メソッドの追加]画面を起動します。
次に示すメニューを選択して起動してください。
[通信アプリケーションとサービス]-[HACMP for AIX]-[拡張構成]-[拡張リソース構成]-[HACMP 拡張リソース構成]-[ユーザー定義ディスク・メソッドの構成]-[ユーザー定義ディスク・メソッドの追加]- [ユーザー定義ディスク・メソッドの追加]画面で,各項目を設定します。
設定する項目と設定内容を次に示します。
- ディスク・タイプ(CuDvからのPdDvLnフィールド)
- Hitachi USP Hシリーズ,またはXPシリーズを使用する場合
disk/fcp/HP- SANRISE 9500Vシリーズ,SANRISE 9900Vシリーズ(Hitachi USP HシリーズおよびXPシリーズを除く),Hitachi USPシリーズ(Hitachi USP HシリーズおよびXPシリーズを除く),Universal Storage Platform V/VMシリーズ(H20000,H24000,XP20000およびXP24000を除く),Hitachi Virtual Storage Platform,Hitachi AMS2000/AMS/TMS/WMS/SMSシリーズ,HUS100シリーズ,またはHUS VMを使用する場合
disk/fcp/Hitachi
- ゴースト・ディスクを識別するためのメソッド
- SCSI3
- 予約の有無を判別するためのメソッド
- /usr/DynamicLinkManager/cluster/dlm_hacmp_gdisk_reserve_check
- 予約を解除するためのメソッド
- TARGET
- 並列予約解除
- いいえ
- ディスクを使用可能にするためのメソッド
- MKDEV
- 設定が終了したら,[了解]ボタンをクリックします。
- SMIT画面から[クラスター・リソースの同期化]画面を起動し,クラスター・リソースの同期化を実行します。
次に示すメニューを選択して起動してください。
[通信アプリケーションとサービス]-[HACMP for AIX]-[拡張構成]-[拡張検証および同期化]
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