4.8 uGPS - Managerの設定ファイル
uGPS - Managerの設定ファイルのパラメータを次の表に示します。
ディレクトリのパス名を指定するパラメータには,ネットワークドライブ上のパス名を指定しないでください。また,指定するパス名に空白文字を含む場合はパスを「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
なお,各パラメータの設定値として,指定された形式と異なる指定をした場合,設定ファイルのフォーマットエラーとなります。
パラメータ名 |
内容 |
パラメータ指定 |
設定対象コンポーネント |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GC |
JM |
NM |
DM |
CMD |
|||
メッセージログの出力先パス名を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
|
メッセージログをバックアップする面数を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
|
メッセージログファイルのサイズを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
|
スプールディレクトリのパス名を指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
|
スプールディレクトリに,UAPの実行結果を出力するかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
|
トレースを出力するディレクトリのパス名を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
トレースを出力する面数を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
|
トレースを出力するファイルサイズを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
|
トレースを出力するレベルを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
ジョブをキャンセルしたあとに,ジョブの終了を監視する時間を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
○ |
× |
× |
|
キャンセルの要求を監視する時間を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
○ |
|
ジョブマネージャで同時に実行するグリッドジョブの数を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
ノードマネージャの常駐プロセス数を指定します。最大プロセス数を指定している場合は,その値を指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
|
ジョブマネージャのポート番号を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
○ |
|
グリッドジョブを世代実行するかどうかを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
|
ネームサービスのポート番号を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
○ |
|
データマネージャが動作するサーバのホスト名を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
○ |
|
グリッドクライアントまたはコマンドでのRPCのエラーログや一時ファイルの出力先を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
○ |
|
JM_SERVICE_PORT(Windows) |
ジョブマネージャデーモンが,ジョブマネージャSPPと通信するために使用するポート番号を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
NM_SERVICE_PORT(Windows) |
ノードマネージャデーモンが,ノードマネージャSPPと通信するために使用するポート番号を指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
グリッド開始ジョブの実行をジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
× |
|
グリッド実行ジョブの実行をジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
× |
|
グリッド終了ジョブの実行をジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
× |
|
グリッドジョブ実行時に,グリッドプロパティの登録または取得などをデータマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
|
コマンド実行時に,ジョブ情報の取得または削除などをデータマネージャまたはジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
× |
× |
× |
× |
○ |
|
グリッド実行ジョブの実行時に,キャンセル要求またはステータス情報の取得などをノードマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
グリッド実行ジョブの実行時に,サブジョブ実行をノードマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
グリッドジョブ実行時に,実行優先制御を適用するかどうかを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
|
EXEC_USER_AUTHORITY(Linux・AIX) |
グリッドジョブ実行時に,実行ノードで定義されているOSユーザのユーザ権限で実行するかどうかを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
グリッド実行ジョブ実行時に,実行ノードで同時に実行する最大サブジョブ数を指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
|
グリッド実行ジョブの実行時に,ノードマネージャに一括処理数取得を要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
グリッド実行ジョブの実行時に,ノードマネージャに一括処理数取得を要求してタイムアウトが発生したときの,リトライ回数を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
データ配置情報ファイルを格納するディレクトリのパス名を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
スプールディレクトリに出力されるサブジョブ実行結果ファイルの最大サイズを指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
|
自動分散機能で使用する分割ファイル格納ディレクトリのパス名を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
自動分散機能で使用するファイル分割用一時ファイル格納ディレクトリのパス名を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
自動分散機能で使用する実行ノードグループを指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
UAPに渡すJP1/AJS3環境変数の変数名を指定します。 |
任意 |
○ |
× |
× |
× |
× |
|
再実行時のグリッドジョブ実行結果の応答方式を指定します。 |
任意 |
× |
× |
× |
○ |
× |
|
データ配置情報に記述するデータ識別情報の区切り記号を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
データマネージャへの要求時にバッファプール不足が発生した場合,RPCを再発行する間隔(秒)を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
データマネージャへの要求時にバッファプール不足が発生した場合,RPCを再発行する回数を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
グリッド実行ジョブの終了コード決定方式を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
ジョブ再実行時のジョブ状態監視回数を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
× |
○ |
× |
|
ジョブ再実行時のジョブ状態監視間隔を指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
× |
○ |
× |
|
グリッド実行ジョブで正常終了,警告終了以外で終了したサブジョブについて,再実行設定を登録するかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
× |
× |
○ |
× |
|
グリッド実行ジョブ実行時,ノードマネージャに対する一括処理数取得要求でタイムアウト発生時にサブジョブを実行できる状態であればリトライしないでサブジョブ実行を開始するかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
実行ノードを複数の管理ホストで共有するかしないかを指定します。 |
任意 |
○ |
○ |
× |
× |
× |
|
データマネージャが管理するファイルをメモリ常駐するかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
× |
× |
○ |
× |
|
グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中に管理ホスト障害で中断したジョブに対して,JP1/AJS3から再実行操作の延長で回復処理を実行して再実行するかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
○ |
× |
|
グリッド実行ジョブのサブジョブ実行中にノードマネージャで障害が発生した場合,サブジョブ終了状態をUNKNOWNにするかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
○ |
× |
|
管理ホストと実行ノードの同時障害または兼用ホストの障害後のジョブ再実行で,ジョブ状態監視機能による再実行ができるかどうかを指定します。 |
任意 |
× |
× |
○ |
× |
× |
|
GRIDJOB_RETRY_COUNT(Windows) |
グリッドジョブ実行時,ノードマネージャデーモンとのコネクション確立要求に失敗した場合に,リトライする回数を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
GRIDJOB_RETRY_INTERVAL(Windows) |
グリッドジョブ実行時,ノードマネージャデーモンとのコネクション確立要求に失敗した場合に,リトライする間隔を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
SJOB_WATCH_FAILURE_COUNT(Windows) |
サブジョブ実行中にSJOB_WATCH_TIMEごとに処理されるサブジョブ一括処理数取得要求で,ノードマネージャデーモンとのコネクション確立要求が失敗した場合のリトライ回数を指定します。 |
任意 |
× |
○ |
× |
× |
× |
- 〈この節の構成〉
-
-
4.8.18 CLT_TRC_PATHパラメータ(グリッドクライアントまたはコマンドでのエラーログ出力先のパス名の定義)
-
4.8.25 CMD_WATCH_TIMEパラメータ(データマネージャまたはジョブマネージャへの各種要求RPCの時間監視定義)
-
4.8.29 EXEC_USER_AUTHORITYパラメータ(グリッドジョブの実行ノードユーザ権限の適用指定)(Linux・AIX)
-
4.8.31 NODEINFO_WATCH_TIMEパラメータ(ノードマネージャへのサブジョブ一括処理数取得要求RPCの監視時間定義)
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4.8.32 NODEINFO_RETRY_COUNTパラメータ(ノードマネージャへのサブジョブ一括処理数取得要求RPCのリトライ回数定義)
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4.8.39 RPC_RETRY_INTERVAL_TO_DMパラメータ(バッファプール不足が発生した場合のRPC再発行間隔定義)
-
4.8.40 RPC_RETRY_COUNT_TO_DMパラメータ(バッファプール不足が発生した場合のRPC再発行回数定義)
-
4.8.41 GRIDJOB_RC_DETECTION_MODEパラメータ(グリッド実行ジョブの終了コード決定方式の定義)
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4.8.45 GRIDJOB_MONITORING_INTERVALパラメータ(ジョブ再実行時のジョブ状態監視間隔定義)
-
4.8.49 FILE_MEMORY_RESIDENTパラメータ(データマネージャが管理するファイルのメモリ常駐化の定義)
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4.8.50 GRIDJOB_FORCED_RERUNパラメータ(グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中断後の再実行の定義)
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4.8.53 GRIDJOB_RETRY_COUNTパラメータ(ノードマネージャデーモンへの要求リトライ回数の定義)(Windows)
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4.8.54 GRIDJOB_RETRY_INTERVALパラメータ(ノードマネージャデーモンへの要求リトライ間隔の定義)(Windows)