Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


4.8 uGPS - Managerの設定ファイル

uGPS - Managerの設定ファイルのパラメータを次の表に示します。

ディレクトリのパス名を指定するパラメータには,ネットワークドライブ上のパス名を指定しないでください。また,指定するパス名に空白文字を含む場合はパスを「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。

なお,各パラメータの設定値として,指定された形式と異なる指定をした場合,設定ファイルのフォーマットエラーとなります。

表4‒14 uGPS - Managerの設定ファイルのパラメータ一覧

パラメータ名

内容

パラメータ指定

設定対象コンポーネント

GC

JM

NM

DM

CMD

LOG_DIR

メッセージログの出力先パス名を指定します。

任意

×

LOG_FILE_CNT

メッセージログをバックアップする面数を指定します。

任意

×

LOG_FILE_SIZE

メッセージログファイルのサイズを指定します。

任意

×

SPOOL_DIR

スプールディレクトリのパス名を指定します。

任意

×

×

×

×

SPOOL_KEEP

スプールディレクトリに,UAPの実行結果を出力するかどうかを指定します。

任意

×

×

×

×

TRACE_DIR

トレースを出力するディレクトリのパス名を指定します。

任意

TRACE_FILE_CNT

トレースを出力する面数を指定します。

任意

×

TRACE_FILE_SIZE

トレースを出力するファイルサイズを指定します。

任意

×

TRACE_LEVEL

トレースを出力するレベルを指定します。

任意

CANCEL_WAIT_TIME

ジョブをキャンセルしたあとに,ジョブの終了を監視する時間を指定します。

任意

×

×

×

CANCEL_WATCH_TIME

キャンセルの要求を監視する時間を指定します。

任意

×

×

×

JM_THREAD_NUM

ジョブマネージャで同時に実行するグリッドジョブの数を指定します。

任意

×

×

×

×

NM_PROC_NUM

ノードマネージャの常駐プロセス数を指定します。最大プロセス数を指定している場合は,その値を指定します。

任意

×

×

×

×

JM_PORT

ジョブマネージャのポート番号を指定します。

任意

×

×

×

GENERATION_MANAGEMENT

グリッドジョブを世代実行するかどうかを指定します。

任意

×

NAME_PORT

ネームサービスのポート番号を指定します。

任意

×

×

×

DM_HOST

データマネージャが動作するサーバのホスト名を指定します。

任意

×

×

×

CLT_TRC_PATH

グリッドクライアントまたはコマンドでのRPCのエラーログや一時ファイルの出力先を指定します。

任意

×

×

×

JM_SERVICE_PORT(Windows)

ジョブマネージャデーモンが,ジョブマネージャSPPと通信するために使用するポート番号を指定します。

任意

×

×

×

×

NM_SERVICE_PORT(Windows)

ノードマネージャデーモンが,ノードマネージャSPPと通信するために使用するポート番号を指定します。

任意

×

×

×

×

GS_WATCH_TIME

グリッド開始ジョブの実行をジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

GJ_WATCH_TIME

グリッド実行ジョブの実行をジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

GE_WATCH_TIME

グリッド終了ジョブの実行をジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

DM_WATCH_TIME

グリッドジョブ実行時に,グリッドプロパティの登録または取得などをデータマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

CMD_WATCH_TIME

コマンド実行時に,ジョブ情報の取得または削除などをデータマネージャまたはジョブマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

NM_WATCH_TIME

グリッド実行ジョブの実行時に,キャンセル要求またはステータス情報の取得などをノードマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

SJOB_WATCH_TIME

グリッド実行ジョブの実行時に,サブジョブ実行をノードマネージャに要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

EXEC_PRIORITY

グリッドジョブ実行時に,実行優先制御を適用するかどうかを指定します。

任意

×

×

EXEC_USER_AUTHORITY(Linux・AIX)

グリッドジョブ実行時に,実行ノードで定義されているOSユーザのユーザ権限で実行するかどうかを指定します。

任意

×

NODE_MAX_SUBJOB

グリッド実行ジョブ実行時に,実行ノードで同時に実行する最大サブジョブ数を指定します。

任意

×

×

×

×

NODEINFO_WATCH_TIME

グリッド実行ジョブの実行時に,ノードマネージャに一括処理数取得を要求して,応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

任意

×

×

×

×

NODEINFO_RETRY_COUNT

グリッド実行ジョブの実行時に,ノードマネージャに一括処理数取得を要求してタイムアウトが発生したときの,リトライ回数を指定します。

任意

×

×

×

×

DATAPLACEFILE_DIR

データ配置情報ファイルを格納するディレクトリのパス名を指定します。

任意

×

×

×

×

SPOOL_FILE_MAX_SIZE

スプールディレクトリに出力されるサブジョブ実行結果ファイルの最大サイズを指定します。

任意

×

×

×

×

DISTRIBUTE_DIR

自動分散機能で使用する分割ファイル格納ディレクトリのパス名を指定します。

任意

×

×

×

×

SORT_TMPDIR

自動分散機能で使用するファイル分割用一時ファイル格納ディレクトリのパス名を指定します。

任意

×

×

×

×

NODE_GROUP

自動分散機能で使用する実行ノードグループを指定します。

任意

×

×

×

×

JP1_ENVNAME

UAPに渡すJP1/AJS3環境変数の変数名を指定します。

任意

×

×

×

×

RESULT_FROM_ALLSUBJOB

再実行時のグリッドジョブ実行結果の応答方式を指定します。

任意

×

×

×

×

DATAINFO_DELIMITER

データ配置情報に記述するデータ識別情報の区切り記号を指定します。

任意

×

×

×

×

RPC_RETRY_INTERVAL_TO_DM

データマネージャへの要求時にバッファプール不足が発生した場合,RPCを再発行する間隔(秒)を指定します。

任意

×

×

×

×

RPC_RETRY_COUNT_TO_DM

データマネージャへの要求時にバッファプール不足が発生した場合,RPCを再発行する回数を指定します。

任意

×

×

×

×

GRIDJOB_RC_DETECTION_MODE

グリッド実行ジョブの終了コード決定方式を指定します。

任意

×

×

×

×

GRIDJOB_MONITORING_COUNT

ジョブ再実行時のジョブ状態監視回数を指定します。

任意

×

×

GRIDJOB_MONITORING_INTERVAL

ジョブ再実行時のジョブ状態監視間隔を指定します。

任意

×

×

RERUN_SET_REG_MODE

グリッド実行ジョブで正常終了,警告終了以外で終了したサブジョブについて,再実行設定を登録するかどうかを指定します。

任意

×

×

×

×

NODEINFO_TIMEOUT_NORETRY

グリッド実行ジョブ実行時,ノードマネージャに対する一括処理数取得要求でタイムアウト発生時にサブジョブを実行できる状態であればリトライしないでサブジョブ実行を開始するかどうかを指定します。

任意

×

×

×

×

SHARED_EXECUTION_NODE

実行ノードを複数の管理ホストで共有するかしないかを指定します。

任意

×

×

×

FILE_MEMORY_RESIDENT

データマネージャが管理するファイルをメモリ常駐するかどうかを指定します。

任意

×

×

×

×

GRIDJOB_FORCED_RERUN

グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中に管理ホスト障害で中断したジョブに対して,JP1/AJS3から再実行操作の延長で回復処理を実行して再実行するかどうかを指定します。

任意

×

×

×

OBSTACLE_SUBJOB_STATE_MODE

グリッド実行ジョブのサブジョブ実行中にノードマネージャで障害が発生した場合,サブジョブ終了状態をUNKNOWNにするかどうかを指定します。

任意

×

×

×

GRIDJOB_NODE_FAILURE_RERUN

管理ホストと実行ノードの同時障害または兼用ホストの障害後のジョブ再実行で,ジョブ状態監視機能による再実行ができるかどうかを指定します。

任意

×

×

×

×

GRIDJOB_RETRY_COUNT(Windows)

グリッドジョブ実行時,ノードマネージャデーモンとのコネクション確立要求に失敗した場合に,リトライする回数を指定します。

任意

×

×

×

×

GRIDJOB_RETRY_INTERVAL(Windows)

グリッドジョブ実行時,ノードマネージャデーモンとのコネクション確立要求に失敗した場合に,リトライする間隔を指定します。

任意

×

×

×

×

SJOB_WATCH_FAILURE_COUNT(Windows)

サブジョブ実行中にSJOB_WATCH_TIMEごとに処理されるサブジョブ一括処理数取得要求で,ノードマネージャデーモンとのコネクション確立要求が失敗した場合のリトライ回数を指定します。

任意

×

×

×

×

(凡例)

GC:グリッドクライアント

JM:ジョブマネージャ

NM:ノードマネージャ

DM:データマネージャ

CMD:コマンド

○:対象 ×:対象外

〈この節の構成〉