4.8.51 OBSTACLE_SUBJOB_STATE_MODEパラメータ(サブジョブNOEXEC状態変更の定義)
(1) 形式
[OBSTACLE_SUBJOB_STATE_MODE { LEGACY | STANDARD }]
(2) 機能
グリッドジョブのサブジョブを実行中にノードマネージャで障害が発生した場合に,サブジョブ終了状態をUNKNOWNにするかどうかを指定します。
サブジョブがNOEXECで終了した場合,次の2つの状態が混在しています。
項番 |
状態 |
要因 |
---|---|---|
1 |
サブジョブは実行ノードで実行している(実行した)可能性がある。 |
実行ノードへサブジョブ実行要求後,ノードマネージャSPPが何らかの要因で障害となった。 |
2 |
サブジョブは実行していない。 |
使用できる実行ノードがなかった。 |
この機能では,項番1のサブジョブの状態をUNKNOWNとし,項番2のサブジョブの状態は従来どおりNOEXECとなります。
(3) オペランド
- { LEGACY | STANDARD }
-
LEGACY:サブジョブを実行中にノードマネージャで障害が発生した場合のサブジョブ終了状態はNOEXECとなります。また,ノードマネージャに対して実行要求していないサブジョブもNOEXECとなります。
STANDARD:サブジョブを実行中にノードマネージャで障害が発生した場合にサブジョブ終了状態をUNKNOWNにします。また,ノードマネージャに対して実行要求していないサブジョブはNOEXECとなります。