Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


4.8.50 GRIDJOB_FORCED_RERUNパラメータ(グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中断後の再実行の定義)

〈この項の構成〉

(1) 形式

[GRIDJOB_FORCED_RERUN { Y | N }]

(2) 機能

グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中に管理ホスト障害で中断したジョブに対して,JP1/AJS3から再実行操作の延長で回復処理を実行して,再実行するかどうかを指定します。

このパラメータを有効にすると,グリッドジョブ前処理プログラム,またはグリッドジョブ後処理プログラムを二重に実行することがあるため,注意してください。

この機能を使用しない場合,グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブの実行中断後は,再実行がエラー終了となります。その場合には,回復コマンド(gpdmrcv)またはグリッドプロパティ削除コマンド(gpproprm)を実行後に再実行してください。

(3) オペランド

{ Y | N }

Y:グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中に管理ホスト障害で中断したジョブに対して,JP1/AJS3から再実行操作の延長でグリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブの回復処理を実行します。その後,グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブを再実行します。この機能を使用する場合には,ジョブ状態監視機能も有効にする必要があります。

N:グリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブ実行中に管理ホスト障害で中断したジョブに対して,JP1/AJS3から再実行操作の延長でグリッド開始ジョブ,グリッド終了ジョブの回復処理を実行しません。再実行されたジョブはエラー終了となります。