4.8.49 FILE_MEMORY_RESIDENTパラメータ(データマネージャが管理するファイルのメモリ常駐化の定義)
(1) 形式
[FILE_MEMORY_RESIDENT { Y | N }]
(2) 機能
データマネージャが管理するファイルをメモリ常駐するかどうかを指定します。
(3) オペランド
- { Y | N }
-
データマネージャが管理するファイルをメモリ常駐化するかどうかを指定します。メモリ常駐を有効化するとファイルのアクセス頻度が低減されるため,システムの負荷軽減およびグリッドジョブの実行におけるターンアラウンドタイムが向上します。ただし,グリッドプロパティ状態が「ACT(使用中や中段状態)」のグリッドプロパティ情報ファイルが多量に存在すると,データマネージャの起動が遅延するため,クラスタシステムでバッチジョブ分散実行システムを運用する場合は,データマネージャの起動遅延を考慮する必要があります。
Y:データマネージャが管理するファイルをメモリ常駐します。
N:データマネージャが管理するファイルをメモリ常駐しません。