Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


4.8.41 GRIDJOB_RC_DETECTION_MODEパラメータ(グリッド実行ジョブの終了コード決定方式の定義)

〈この項の構成〉

(1) 形式

[GRIDJOB_RC_DETECTION_MODE { LEGACY | STANDARD }]

(2) 機能

グリッド実行ジョブの終了コード決定方式を指定します。

(3) オペランド

{ LEGACY | STANDARD }

LEGACY:uGPS - Manager 02-00以前の方式で,グリッド実行ジョブの終了コードを決定します。

STANDARD:uGPS - Manager 02-01以降の方式で,グリッド実行ジョブの終了コードを決定します。

オペランドによる終了コード決定方式は次のとおりです。

条件

GRIDJOB_RC_DETECTION_MODE指定値

影響する終了コード

LEGACY

STANDARD

「サブジョブ数しきい値の異常しきい値」未満の判定で対象とするサブジョブの状態

ERROR

ERROR

NOEXEC(実行済)

CANCEL

UNKNOWN

50

「サブジョブ数しきい値の異常しきい値」以上の判定で対象とするサブジョブの状態

ERROR

NOEXEC(実行済)

NOEXEC(未実行)

CANCEL

UNKNOWN

SKIP

ERROR

NOEXEC(実行済)

CANCEL

UNKNOWN

40,60

「サブジョブ数しきい値の警告しきい値」判定で対象とするサブジョブの状態

WARNING

WARNING

10,20,30

(凡例)

NOEXEC(実行済):実行した結果NOEXECとなったサブジョブ

NOEXEC(未実行):先行サブジョブの影響で実行前にNOEXECとされたサブジョブ

注※ GRIDJOB_RC_DETECTION_MODEパラメータでLEGACYを指定した場合,次の表に示す条件のサブジョブ状態がWARNING状態として扱われます。

条件

GRIDJOB_RC_DETECTION_MODE指定値

影響する終了コード

LEGACY

STANDARD

先行サブジョブがWARNINGで,「先行グリッドジョブの実行結果を参照しない」を指定した後続サブジョブが,正常終了したときのサブジョブ状態の扱い

WARNING

NORMAL

0,10,20,30

注※ 「先行グリッドジョブの実行結果を参照しない」とは,[グリッド実行定義]ダイアログボックスで「先行グリッドジョブ実行結果を参照する」を指定していることを指します。この条件には,「先行グリッドジョブ実行結果を参照する」を指定して,再実行登録で指定を無効にしたときも含みます。