Hitachi

uCosminexus Grid Processing Server 使用の手引


4.8.29 EXEC_USER_AUTHORITYパラメータ(グリッドジョブの実行ノードユーザ権限の適用指定)(Linux・AIX)

〈この項の構成〉

(1) 形式

[EXEC_USER_AUTHORITY { Y | N }]

(2) 機能

グリッドジョブ実行時に,実行するプロセス(アプリケーション)に与える実効ユーザID,実効グループID,および補助グループの設定方法を指定します。

(3) オペランド

{Y | N}

グリッドジョブ実行時に,実行するプロセス(アプリケーション)に与える実効ユーザID,実効グループ,および補助グループの設定方法を指定します。

オプションを変更する場合は,サブジョブ結果ファイルをOSのrmコマンドで削除してください。

Y:JP1/AJS3から実行したグリッドジョブに与えられたOSユーザを基に,各実行ノードでOS内に定義されているそのOSユーザと補助グループも含めたグループのユーザ権限で実行します。実行ノード内にOSユーザが登録されていない場合は,グリッドジョブがエラー終了します。

N:JP1/AJS3から実行したグリッドジョブに与えられたOSユーザIDとプライマリグループのユーザ権限で実行します。補助グループは有効となりません。ノードで定義されているユーザIDとグループIDが一致しない場合は,グリッドジョブがエラー終了します。