付録D.13 08-50での主な機能変更
(1) 導入・構築の容易性強化
導入・構築の容易性強化を目的として変更した項目を次の表に示します。
項目 |
変更の概要 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
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Webサービスプロバイダ側でのweb.xmlの指定必須タグの変更 |
Webサービスプロバイダ側でのweb.xmlで,listenerタグ,servletタグおよびservlet-mappingタグの指定を必須から任意に変更しました。 |
リファレンス 定義編(サーバ定義) |
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論理サーバのネットワークリソース使用 |
J2EEアプリケーションからほかのホスト上にあるネットワークリソースやネットワークドライブにアクセスするための機能を追加しました。 |
このマニュアル |
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サンプルプログラムの実行手順の簡略化 |
一部のサンプルプログラムをEAR形式で提供することによって,サンプルプログラムの実行手順を簡略化しました。 |
ファーストステップガイド |
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システム構築・運用ガイド |
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運用管理ポータルの画面の動作の改善 |
画面の更新間隔のデフォルトを「更新しない」から「3秒」に変更しました。 |
運用管理ポータル操作ガイド |
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セットアップウィザードの完了画面の改善 |
セットアップウィザード完了時の画面に,セットアップで使用した簡易構築定義ファイルおよびConnector属性ファイルが表示されるようになりました。 |
システム構築・運用ガイド |
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仮想化環境の構築 |
ハイパーバイザを使用して実現する仮想サーバ上に,アプリケーションサーバを構築する手順を追加しました。 |
仮想化システム構築・運用ガイド |
(2) 標準機能・既存機能への対応
標準機能・既存機能への対応を目的として変更した項目を次の表に示します。
項目 |
変更の概要 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
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OpenTP1からの呼び出しへの対応 |
OpenTP1からアプリケーションサーバ上で動作するMessage-driven Beanを呼び出せるようになりました。 |
機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能) |
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JMSへの対応 |
JMS 1.1仕様に対応したCJMSプロバイダ機能を使用できるようになりました。 |
機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能) |
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Java SE 6への対応 |
Java SE 6の機能が使用できるようになりました。 |
機能解説 保守/移行編 |
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ジェネリクスの使用への対応 |
EJBでジェネリクスを使用できるようになりました。 |
機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ) |
(3) 信頼性の維持・向上
信頼性の維持・向上を目的として変更した項目を次の表に示します。
項目 |
変更の概要 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
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明示管理ヒープ機能の使用性向上 |
自動配置設定ファイルを使用して,明示管理ヒープ機能を容易に使用できるようになりました。 |
システム設計ガイド |
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機能解説 拡張編 |
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データベースセッションフェイルオーバ機能のURI単位での抑止 |
データベースセッションフェイルオーバ機能を使用する場合に,機能の対象外にするリクエストをURI単位で指定できるようになりました。 |
機能解説 拡張編 |
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仮想化環境での障害監視 |
仮想化システムで,仮想サーバを監視し,障害の発生を検知できるようになりました。 |
仮想化システム構築・運用ガイド |
− |
(4) 運用性の維持・向上
運用性の維持・向上を目的として変更した項目を次の表に示します。
項目 |
変更の概要 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
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管理ユーザアカウントの省略 |
運用管理ポータル,Management Serverのコマンド,またはSmart Composer機能のコマンドで,ユーザのログインIDおよびパスワードの入力を省略できるようになりました。 |
システム構築・運用ガイド |
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運用管理ポータル操作ガイド |
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リファレンス コマンド編 |
1.4,mngsvrctl(Management Serverの起動/停止/セットアップ),mngsvrutil(Management Serverの運用管理コマンド),8.3,cmx_admin_passwd(Management Serverの管理ユーザアカウントの設定) |
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仮想化環境の運用 |
仮想化システムで,複数の仮想サーバを対象にした一括起動・一括停止,スケールイン・スケールアウトなどを実行する手順を追加しました。 |
仮想化システム構築・運用ガイド |
(5) そのほかの目的
そのほかの目的で変更した項目を次の表に示します。
項目 |
変更の概要 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
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Tenured領域内不要オブジェクト統計機能 |
Tenured領域内で不要となったオブジェクトだけを特定できるようになりました。 |
機能解説 保守/移行編 |
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Tenured増加要因の基点オブジェクトリスト出力機能 |
Tenured領域内不要オブジェクト統計機能を使って特定した,不要オブジェクトの基点となるオブジェクトの情報を出力できるようになりました。 |
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クラス別統計情報解析機能 |
クラス別統計情報をCSV形式で出力できるようになりました。 |
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論理サーバの自動再起動回数オーバー検知によるクラスタ系切り替え |
Management Serverを系切り替えの監視対象としているクラスタ構成の場合,論理サーバが異常停止状態(自動再起動回数をオーバーした状態,または自動再起動回数の設定が0のときに障害を検知した状態)になったタイミングでの系切り替えができるようになりました。 |
このマニュアル |
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ホスト単位管理モデルを対象とした系切り替えシステム |
クラスタソフトウェアと連携したシステム運用で,ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えができるようになりました。 |
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ACOS(AX2000,BS320)のサポート |
使用できる負荷分散機の種類にACOS(AX2000,BS320)が追加になりました。 |
システム構築・運用ガイド |
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リファレンス 定義編(サーバ定義) |
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CMTでトランザクション管理をする場合にStateful Session Bean(SessionSynchronization)に指定できるトランザクション属性の追加 |
CMTでトランザクション管理をする場合に,Stateful Session Bean(SessionSynchronization)にトランザクション属性としてSupports,NotSupportedおよびNeverを指定できるようになりました。 |
機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ) |
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OutOfMemoryError発生時の運用管理エージェントの強制終了 |
JavaVMでOutOfMemoryErrorが発生したときに,運用管理エージェントが強制終了するようになりました。 |
機能解説 保守/移行編 |
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スレッドの非同期並行処理 |
TimerManagerおよびWorkManagerを使用して,非同期タイマ処理および非同期スレッド処理を実現できるようになりました。 |
機能解説 拡張編 |
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