Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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6.2.3 管理ツール画面の使用方法

管理ツールはマスターサーバで実行します。この項では,管理ツールの画面の使用方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 初期構築時と運用時の切り替え方法
(2) 管理ツールの起動と終了
(3) 管理ツールのメニュー一覧(DBモードの場合)

(1) 初期構築時と運用時の切り替え方法

DBモードで管理ツールを使うには,初期構築時と運用時とで,SF32SYS.iniファイルの設定を変更する必要があります。変更はマスターサーバ上で実施してください。

SF32SYS.iniファイルの場所は次のとおりです。

<Scheduler Serverインストールディレクトリ>\sftool

デフォルトの場合:C:\Groupmax\apposv\sftool

SF32SYS.iniファイルの[DB]セクションのMODEパラメタを次のように設定してください。デフォルトは「INITIAL」が設定されています。

管理ツールでは,初期構築時と運用時では使用できるメニューが異なります。それぞれで使用できるメニューについては,「6.2.3(3) 管理ツールのメニュー一覧(DBモードの場合)」を参照してください。

なお,運用開始後に管理ツール画面を使用する際は,管理ツールコマンドのクライアント環境設定情報管理機能を使って,事前に設定ファイルを次に示すフォルダへ出力しておく必要があります。

<Scheduler Serverインストールフォルダ>\etc_db

クライアント環境設定情報管理機能の詳細については,次の箇所を参照してください。

(2) 管理ツールの起動と終了

(a) 管理ツールの起動

DBモードの管理ツールの起動手順を次に示します。

  1. 次のファイルをダブルクリックします。
    <インストールディレクトリ>\sftool\SFTool32.exe
  2. 「管理ツール」ウィンドウが表示されます。これがメイン画面になります。
    「管理ツール」ウィンドウ及びその操作方法は,ファイルモードと同じです。詳細については,「6.1.1(1)(b) 管理ツールの起動」を参照してください。
(b) 管理ツールの終了

管理ツールを終了するには,[ファイル]−[終了]メニューを選択してください。

(3) 管理ツールのメニュー一覧(DBモードの場合)

管理ツールで使用できるメニューを次の表に示します。初期構築時と運用時では,使用できるメニューが異なります。

表6-8 管理ツールのメニュー一覧

管理ツールのメニュー項目 指定可否 記載箇所
初期構築時 運用時
ファイル 管理データの取得 × × 6.1.3項
管理データの転送 × × 6.1.15項
終了
編集 新規 テーブル ユーザ:×
施設 :○
× 6.1.2(8)
ユーザ × × 6.1.2(8)
セパレータ × ×
施設 × 6.1.7項
他システム × × 6.1.5項
移動 ユーザ:×
施設 :○
× 6.1.2(8)
削除 ユーザ:×
施設 :○
× 6.1.2(8)
開く ユーザ:×
施設 :○
× 6.1.2(8)
オプション 汎用化データ 休日等のデフォルト設定 休日の設定 × 6.1.8(2)
行先・区分の設定 ×
時間の区切り線の設定 ×
組織用テンプレートの作成 休日の設定 × 6.1.8(3)
行先・区分の設定 ×
時間の区切り線の設定 ×
組織とテンプレートの対応付け × 6.1.8(3)
セキュリティランク 人対人の定義 × 8.2節
人対施設の定義 ×
拡張スケジュールの表示 × × 8.4節
上司/秘書 上司に対する秘書の設定 × 6.1.9項
秘書に対する上司の設定 ×
ゲストID × × 6.1.10項
付属設備 × 6.1.11項
施設管理者 × 6.1.12項
施設アクセス権 × 8.3.2項
システム標準値 グループの登録 × 6.1.13(1)
行先・区分の登録 × 6.1.13(2)
用件・略記の登録 × 6.1.13(3)
環境設定 6.1.13(4)
記念日の登録 × 6.1.13(5)
DNSホスト名 × × 6.1.4項
不要スケジュール削除期間 × ユーザ:6.1.14(2)
施設 :6.1.14(3)
デフォルト施設管理者登録 × ×
ヘルプ トピックの検索 × ×
バージョン情報

(凡例)
○:指定できる
×:指定できない
−:このマニュアルでの説明箇所なし

注※
この管理ツールは,このバージョンではヘルプ機能をサポートしていません。