Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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システム標準値の行先・区分を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
(a) コマンドの書式(出力)
システム標準値の行先,区分を「並び順」の昇順で出力します。
- 引数
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpdst.bat
(b) コマンドの書式(設定)
システム標準値の行先・区分を追加・変更・削除します。
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
システム標準値の行先・区分を登録します。次の場合は登録されません。
・指定された区分IDが登録されていない場合
・指定された並び順が正しくない場合
・指定された並び順が登録済みの場合
・行先の指定値が正しくない場合
- C
システム標準値の行先・区分を更新します。次の場合は更新されません。
・指定された区分IDが登録されていない場合
・行先の指定値が正しくない場合
- D
システム標準値の行先・区分を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
行先 |
区分ID |
並び順 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
| C |
◎ |
◎ |
○ |
| D |
× |
× |
○ |
| I |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- 行先
- 行先を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です(40バイトまでしか表示できないクライアントがあります)。
- 区分ID
- 区分IDを指定します。区分IDは「11.4.13(8) 行先区分管理機能」で登録した区分IDを指定します。
- 並び順
- 並び順を数値で指定します。指定できる範囲は1〜100です。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetdst.bat
用件・略記を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
(a) コマンドの書式(出力)
用件・略記を「並び順」に従って出力します。
- 引数
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpttl.bat
(b) コマンドの書式(設定)
用件・略記を追加・変更・削除します。
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルのパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
用件・略記を追加します。次の場合は追加されません。
・指定された並び順が正しくない場合
・指定された並び順が登録済みの場合
・用件の指定値又は略記の指定値が正しくない場合
- C
用件・略記を更新します。
- D
用件・略記を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
用件 |
略記 |
並び順 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
| C |
◎ |
◎ |
○ |
| D |
× |
× |
○ |
| I |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- 用件
- 用件を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です(40バイトまでしか表示できないクライアントがあります)。
- 略記
- 略記を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して64バイト以内です(6バイトまでしか表示できないクライアントがあります)。
- 並び順
- 並び順を数値で指定します。指定できる範囲は1〜100です。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetttl.bat
WWW for Schedule用のデフォルト設定ファイルgamuenv.iniを管理します。
(a) コマンドの書式(出力)
WWW for Schedule用のデフォルト設定ファイルgamuenv.iniを出力します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpgamuenv.bat
登録したファイルの末尾には空行が1行追加されます。空行はsfexpgamuenv(出力用コマンド)とsfsetgamuenv(設定用コマンド)を実行するたびに追加されるため,コマンドを連続して実行する場合には,末尾の空行をテキストエディタで削除してください。
(b) コマンドの書式(設定)
sfsetgamuenv.bat <入力ファイルパス>
|
コマンドは次の手順で実行してください。
- 管理ツールをDBモードで起動します(SF32SYS.iniに設定を記載)。
- WWW for Schedule設定画面で設定を実施します。
- 「<Scheduler Serverインストールフォルダ>\etc_db」フォルダ下に生成されたファイルgamuenv.iniを指定して,sfsetgamuenvコマンドを実行します。
WWW for Schedule設定画面で設定を実施した場合は,<Scheduler Serverインストールフォルダ>\etc_db\appouenv.iniも更新されるため,sfsetappouenvコマンドも実行してください。
- 引数
- 入力ファイルパス
gamuenv.iniのファイルパスを指定します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetgamuenv.bat
環境設定ファイルappouenv.iniを管理します。
(a) コマンドの書式(出力)
環境設定ファイルappouenv.iniを出力します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpappouenv.bat
登録したファイルの末尾には空行が1行追加されます。空行はsfexpappouenv(出力用コマンド)とsfsetappouenv(設定用コマンド)を実行するたびに追加されるため,コマンドを連続して実行する場合には,末尾の空行をテキストエディタで削除してください。
(b) コマンドの書式(設定)
sfsetappouenv.bat <入力ファイルパス>
|
コマンドは次の手順で実行してください。
- 管理ツールをDBモードで起動します(SFTool32.iniに設定を記載)。
- 設定画面(WWW for Schedule設定を含む)で設定を実施します。
- 「<Scheduler Serverインストールフォルダ>\etc_db」フォルダ下に生成されたファイルappouenv.iniを指定して,sfsetappouenvコマンドを実行します。
- 引数
- 入力ファイルパス
appouenv.iniのファイルパスを指定します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetappouenv.bat
拡張スケジュール設定ファイルappomngr.iniを管理します。
(a) コマンドの書式(出力)
拡張スケジュール設定ファイルappomngr.iniを出力します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpappomngr.bat
登録したファイルの末尾には空行が1行追加されます。空行はsfexpappomngr(出力用コマンド)とsfsetappomngr(設定用コマンド)を実行するたびに追加されるため,コマンドを連続して実行する場合には,末尾の空行をテキストエディタで削除してください。
(b) コマンドの書式(設定)
sfsetappomngr.bat <入力ファイルパス>
|
コマンドは次の手順で実行してください。
- appomngr.iniを作成します。
- appomngr.iniを指定してsfsetappomngrコマンドを実行します。
- 引数
- 入力ファイルパス
appomngr.iniのファイルパスを指定します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetappomngr.bat
汎用化データのデフォルト設定の休日・祝日を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
| 処理区分 |
エリアコード |
日付 |
日種別 |
名前 |
国際化名 |
(a) コマンドの書式(出力)
汎用化データのデフォルト設定の休日・祝日を日付の昇順で出力します。
sfexpdfthdy.bat <出力ファイルパス>
|
- 引数
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- 処理区分には「I」を出力します。
- 日付は,年月日を出力します。
出力形式:yyyy-mm-dd(yyyy:年,mm:月,dd:日)
- 日種別は,祝日・休日の種別を出力します。
1:休日
2:祝日
- 名前は,祝日・休日の名前を出力します。
- 国際化名は,祝日・休日の国際化名を出力します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpdfthdy.bat
(b) コマンドの書式(設定)
汎用化データのデフォルト設定の休日・祝日を追加・変更・削除します。
sfsetdfthdy.bat <入力ファイルパス>
|
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルのパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
汎用化データのデフォルト設定の休日・祝日を追加します。次の場合は追加されません。
・指定された祝日種別が正しくない場合
・指定されたエリアコード及び日付が登録済みの場合
・エリアコードの指定値が正しくない場合
- C
汎用化データのデフォルト設定の休日・祝日を更新します。
エリアコードの指定値が正しくない場合は,更新されません。
- D
汎用化データのデフォルト設定の休日・祝日を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
エリアコード |
日付 |
日種別 |
名前 |
国際化名 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
| C |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
◎ |
| D |
○ |
○ |
× |
× |
× |
| I |
× |
× |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- エリアコード
- エリアの国名コードをISO 3166-1 alpha 2形式で指定します。
- 指定例を次に示します。
| 国名コード |
国名・地域名 |
| US |
アメリカ合衆国 |
| GB |
イギリス |
| CN |
中国 |
| JP |
日本 |
- 英大文字が2バイトで指定されていないかはチェックされますが,コードのISO登録有無チェックはされません。
- 日付
- 日付を年月日でyyyy-mm-dd形式で指定します。
- yyyy:年を0001〜9999で指定します。
- mm:月を01〜12で指定します。
- dd:日を指定します。
- 日種別
- 祝日・休日の種別を次の数値で指定します。
- 名前
- 名前を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- 国際化名
- 国際化名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetdfthdy.bat
(c) サンプルファイル
サンプルファイルは次の場所にあります。
- システムデフォルトのカレンダ
<Scheduler Serverインストールフォルダ>\batch\sample\sfsetdfthdy.csv
- 日本の休日・祝日
<Scheduler Serverインストールフォルダ>\batch\sample\sfsetdfthdy_jp.csv
システム標準値の記念日を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
(a) コマンドの書式(出力)
システム標準値の記念日を日付の昇順で出力します。
- 引数
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- 処理区分には「I」を出力します。
- 記念日は,記念日を年月日で0001-mm-dd(0001:年,mm:月,dd:日)形式で出力します。年は「0001」固定です。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpannv.bat
(b) コマンドの書式(設定)
システム標準値の記念日を追加・変更・削除します。
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルのパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
システム標準値の記念日をデータベースに登録します。次の場合は追加されません。
・指定された記念日が正しくない場合
・指定された記念日が登録済みの場合
・表示名の指定値が正しくない場合
- C
システム標準値の記念日を更新します。
指定された記念日又は表示名の指定値が正しくない場合は,更新されません。
- D
システム標準値の記念日を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
記念日 |
表示名 |
国際化表示名 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
| C |
○ |
◎ |
◎ |
| D |
○ |
× |
× |
| I |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- 記念日
- 記念日を0001-mm-dd形式で指定します。
- yyyy:0001
記念日は通年管理のため,年には「0001」と指定してください。
- mm:月を01〜12で指定します。
- dd:日を指定します。
- 表示名
- 表示名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- 国際化表示名
- 国際化表示名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です(50バイトまでしか表示できないクライアントがあります)。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetannv.bat
汎用化データのデフォルト設定の行先・区分を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
(a) コマンドの書式(出力)
汎用化データのデフォルト設定の行先・区分を区分IDの順に出力します。
sfexpdftdstdiv.bat <出力ファイルパス>
|
- 引数
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- 処理区分には「I」を出力します。
- 並び順には,区分の並び順を出力します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpdftdstdiv.bat
(b) コマンドの書式(設定)
汎用化データのデフォルト設定の行先・区分を追加・変更・削除します。
sfsetdftdstdiv.bat <入力ファイルパス>
|
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルのパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
汎用化データのデフォルト設定の行先・区分を登録します。次の場合は追加されません。
・指定された区分ID及び並び順が登録されていない場合
・指定された区分ID,並び順又は表示名の指定値が正しくない場合
・指定された区分ID及び並び順が登録済みの場合
- C
汎用化データのデフォルト設定の行先・区分を更新します。次の場合は更新されません。
・指定された区分IDが登録されていない場合
・指定された区分ID,並び順又は表示名の指定値が正しくない場合
・指定された区分ID及び並び順が登録済みの場合
- D
汎用化データのデフォルト設定の行先・区分を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
区分ID |
表示名 |
国際化表示名 |
並び順 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
| C |
○ |
◎ |
◎ |
◎ |
| D |
○ |
× |
× |
○ |
| I |
× |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- 区分ID
- 区分IDを数値で指定します。指定できる範囲は1〜64です。
- 区分IDは必ず連番になるように指定してください。抜けているIDがあるとクライアントからログインした場合にエラーとなります。
- 重複する区分IDを指定した場合,メッセージKDAE20006-Wが表示され,登録できません。
- 表示名
- 行先区分の表示名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- 国際化表示名
- 行先区分の国際化表示名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- 並び順
- 並び順を数値で指定します。指定できる範囲は1〜64です。
- 重複する区分IDを指定した場合,メッセージKDAE20006-Wが表示され,登録できません。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetdftdstdiv.bat
汎用化データのデフォルト設定の時間区切り線を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
(a) コマンドの書式(出力)
汎用化データのデフォルト設定の時間区切り線を時刻の昇順で出力します。
sfexpdfttmdiv.bat <出力ファイルパス>
|
- 引数
- 出力ファイルパス
実行結果を出力するファイルパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- 操作種別には「I」が出力されます。
- 区切り時刻は,区切りの時刻をhh:mm:00(hh:時,mm:分,00:秒)形式で出力します。
区切り時刻は,時及び分指定です。秒は00と出力されます。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpdfttmdiv.bat
(b) コマンドの書式(設定)
汎用化データのデフォルト設定の時間区切り線を追加・削除します。
sfsetdfttmdiv.bat <入力ファイルパス>
|
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルのパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 操作種別
- 次のどれかを指定します。
- A
汎用化データのデフォルト設定の時間区切り線を追加します。指定された区切り時刻が値が正しくない場合は,追加されません。
- D
汎用化データのデフォルト設定の時間区切り線を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 操作種別の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 操作種別の指定値 |
区切り時刻 |
| A |
◎ |
| D |
○ |
| I |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- 区切り時刻
- 区切り時刻をhh:mm:ss形式で指定します。
- hh:時間を00〜23で指定します。
- mm:分を00〜59で指定します。
- ss:秒は00と指定してください。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetdfttmdiv.bat
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