上司と秘書の対応を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。ファイル内の項目の左から「上司ID」〜「国際化組織名」が上司の情報，「秘書ID」〜「国際化組織名」が秘書の情報です。

(a)　コマンドの書式（出力）

上司と秘書の対応を出力します。

sfexpbosscr.bat { /b ＜秘書ID＞ | /s ＜上司ID＞| /a} ＜出力ファイルパス＞

引数

• /b ＜秘書ID＞
  秘書に対する上司一覧を上司ID順に出力します。
  ＜秘書ID＞には秘書IDを指定します。
  
• /s ＜上司ID＞
  上司に対する秘書一覧を秘書ID順に出力します。
  ＜上司ID＞には上司IDを指定します。
  
• /a
  すべての上司と秘書の組み合わせを出力します。出力データは次の順でソートされます。
  1. 秘書ID
  2. 上司ID
  
• 出力ファイルパス
  設定する情報を記述したファイルパスを指定します。
  

出力ファイルの形式

• 処理区分には「I」を出力します。
• 上司ID〜国際化組織名には上司の情報，秘書ID〜国際化組織名には秘書の情報が出力されます。

上司の情報

• 組織名は，上司が所属している組織の組織名を出力します。
• 国際化組織名は，上司が所属している組織の国際化組織名を出力します。

秘書の情報

• 組織名は，秘書が所属している組織の組織名を出力します。
• 国際化組織名は，秘書が所属している組織の国際化組織名を出力します。

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfexpbosscr.bat

(b)　コマンドの書式（設定）

上司と秘書の対応を追加・削除します。

sfsetbosscr.bat ＜入力ファイルパス＞

引数

• 入力ファイルパス
  設定する情報を記述したファイルパスを指定します。
  

入力ファイルの形式

処理区分

次のどれかを指定します。

• A
  上司・秘書の対応を追加します。指定された上司ID又は秘書IDが登録されていない場合は，追加されません。
  
• D
  上司・秘書の対応を削除します。
  
• I
  行をコメント扱いとします。
  

処理区分の指定によって，ほかの項目の指定要否は次のように異なります。

処理区分の指定値	上司ID	上司名	国際化上司名	組織名	国際化組織名	秘書ID	秘書名	国際化秘書名	組織名	国際化組織名
A	◎	×	×	×	×	◎	×	×	×	×
D	○	×	×	×	×	○	×	×	×	×
I	×	×	×	×	×	×	×	×	×	×

（凡例）

◎：必須項目（更新する項目）

○：必須項目

×：不要。指定しても無視する

上司ID

上司のIDを指定します。

上司名

上司名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化上司名

国際化上司名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

組織名

上司が所属する組織名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化組織名

上司が所属する国際化組織名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

秘書ID

秘書のIDを指定します。

秘書名

秘書名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化秘書名

国際化秘書名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

組織名

秘書が所属する組織名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化組織名

秘書が所属する国際化組織名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfsetbosscr.bat

(c)　注意事項

出力用コマンドでは，削除待ちユーザも出力ファイルに出力します。

施設管理者を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。

(a)　コマンドの書式（出力）

施設管理者を出力します。

sfexpfctmgr.bat { /m ＜管理者ID＞ | /a } ＜出力ファイルパス＞

引数

• /m ＜管理者ID＞
  指定したユーザが管理する施設一覧を組織，施設の順に出力します。組織，施設内は，それぞれ組織ID，施設ID順に出力します。
  
• /a
  指定したユーザが管理する施設の一覧を出力します。出力データは次の順でソートされます。
  1. ユーザID
  2. 対象種別
  3. 組織ID又は施設ID
  
• 出力ファイルパス
  管理施設一覧を出力するファイルパスを指定します。
  

出力ファイルの形式

• 処理区分には「I」を出力します。
• 対象種別は，管理対象の種別を次の数値で出力します。
  0：組織
  1：施設
  
• 対象IDは，施設ID又は組織IDを出力します。
  対象種別が0の場合：組織ID
  対象種別が1の場合：施設ID
  
• 管理範囲は，管理対象が組織の場合に対象範囲を次の数値で出力します。
  0：組織の直下だけ
  1：下位組織も含む
  
• 対象名には，対象の名前を出力します。
• 国際化対象名には，対象の国際化名を出力します。

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfexpfctmgr.bat

(b)　コマンドの書式（設定）

施設管理者を追加・削除します。

sfsetfctmgr.bat ＜入力ファイルパス＞

引数

• 入力ファイルパス
  設定する情報を記述したファイルパスを指定します。
  

入力ファイルの形式

処理区分

次のどれかを指定します。

• A
  管理対象を追加します。次の場合は追加されません。
  ・指定された管理者IDがユーザ登録されていない場合
  ・指定された対象種別（組織又は施設）に該当する対象IDが，組織又は施設に登録されていない場合
  ・指定された管理者ID，対象種別及び対象IDが登録済みの場合
  ・対象種別の指定値が正しくない場合
  ・管理範囲の指定値が正しくない場合
  
• D
  管理対象を削除します。
  
• I
  行をコメント扱いとします。
  

処理区分の指定によって，ほかの項目の指定要否は次のように異なります。

処理区分の指定値	管理者ID	管理者名	国際化管理者名	対象種別	対象ID	管理範囲	対象名	国際化対象名
A	◎	×	×	◎	◎	◎	×	×
D	○	×	×	○	○	×	×	×
I	×	×	×	×	×	×	×	×

（凡例）

◎：必須項目（更新する項目）

○：必須項目

×：不要。指定しても無視する

管理者ID

施設管理者IDを指定します。

管理者名

管理者の名前。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化管理者名

管理者の国際化名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

対象種別

管理する対象の種別を数字で指定します。

• 0：組織
• 1：施設

対象ID

管理する対象の施設ID又は組織IDを指定します。

• 対象種別が0の場合：組織ID
• 対象種別が1の場合：施設ID

管理範囲

対象種別に組織を指定する場合の管理範囲を数字で指定します。対象種別に施設を指定する場合は0を指定してください。

• 0：組織の直下だけ
• 1：下位組織も含む

管理範囲に「1：下位組織も含む」を指定した組織の下位に「0：組織の直下だけ」を指定した組織が属している場合，「0：組織の直下だけ」を指定した組織の下位組織は管理対象に含まれません。「1：下位組織も含む」を設定する場合には，下位に別の設定がないか注意してください。

対象名

対象の名前。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化対象名

対象の国際化名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfsetfctmgr.bat

(c)　注意事項

出力用コマンドは，削除待ちユーザまたは削除待ち施設も出力ファイルに出力します。

施設対組織のアクセス権を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。

この機能で1レコードもアクセス権を設定していない施設は，すべての組織からアクセスできます。

(a)　コマンドの書式（出力）

施設対組織のアクセス権を出力します。

sfexpfctacc.bat {/f ＜施設ID＞ | /a} ＜出力ファイルパス＞

引数

• /f ＜施設ID＞
  指定した施設に対するアクセス権を組織ID順に出力します。
  
• /a
  すべての施設に対するアクセス権を出力します。出力データは次の順でソートされます。
  1. 施設ID
  2. 組織ID
  
• 出力ファイルパス
  管理施設一覧を出力するファイルパスを指定します。
  

出力ファイルの形式

• 処理区分には「I」を出力します。
• 組織種別を次の数値で出力します。
  0：最上位組織
  1：組織
  
• 組織IDには，アクセスできる組織の組織IDを出力します。すべての組織からアクセスを禁止している施設では，「*（アスタリスク）」を出力します。
• アクセス許可範囲には，組織IDで指定された組織下でアクセスできる範囲を次の数値で出力します。
  0：組織の直下だけ
  1：下位組織含む
  

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfexpfctacc.bat

(b)　コマンドの書式（設定）

施設対組織のアクセス権を追加・削除します。

sfsetfctacc.bat ＜入力ファイルパス＞

引数

• 入力ファイルパス
  設定する情報を記述したファイルパスを指定します。
  

入力ファイルの形式

処理区分

次のどれかを指定します。

• A
  指定されたアクセス権を追加します。次の場合は追加されません。
  ・指定された施設IDが施設登録されていない場合
  ・指定された組織IDが組織登録されていない場合
  ・指定されたアクセス許可範囲が値の形式外の場合
  ・指定された施設ID及び組織IDが登録済みの場合
  
• D
  指定されたアクセス権を削除します。
  
• I
  行をコメント扱いとします。
  

処理区分の指定によって，ほかの項目の指定要否は次のように異なります。

処理区分の指定値	施設ID	施設名	国際化施設名	組織種別	組織ID	アクセス許可範囲	組織名	国際化組織名
A	◎	×	×	○	◎	◎	×	×
D	○	×	×	○	○	×	×	×
I	×	×	×	×	×	×	×	×

（凡例）

◎：必須項目（更新する項目）

○：必須項目

×：不要。指定しても無視する

施設ID

施設IDを指定します。

施設名

施設名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化施設名

国際化施設名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

組織種別

組織種別を次の数値で指定します。

• 0：最上位組織
• 1：組織

組織ID

組織IDを指定します。すべての組織からアクセスを禁止している施設では，「*（アスタリスク）」を指定します。

アクセス許可範囲

アクセス許可範囲を数字で指定します。

• 0：組織の直下だけ
• 1：下位組織も含む

アクセス許可範囲に「1：下位組織も含む」を指定した組織の下位に「0：組織の直下だけ」を指定した組織が属している場合，「0：組織の直下だけ」を指定した組織の下位組織はアクセス許可範囲に含まれません。「1：下位組織も含む」を設定する場合には，下位に別の設定がないか注意してください。

組織名

組織名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

国際化組織名

国際化施設名。この項目は使用しないため，値を指定する必要はありません。

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfsetfctacc.bat

(c)　注意事項

出力用コマンドは，削除待ち施設も出力ファイルに出力します。

人対人及び人対施設のセキュリティランクを管理します。ファイルの形式は次のとおりです。

(a)　コマンドの書式（出力）

人対人及び人対施設のセキュリティランクを＜出力ファイルパス＞へ出力します。

sfexpsecrnk.bat { /u | /f } ＜出力ファイルパス＞

出力順は次のようになります。

• 第1ソートキー：アクセスランク
• 第2ソートキー：対象ランク

セキュリティランクについては「8.2　セキュリティランクによるセキュリティの設定」を参照してください。

引数

• /u
  人対人のセキュリティランクを出力します。
  
• /f
  人対施設のセキュリティランクを出力します。
  
• 出力ファイルパス
  コマンドの実行結果の出力先となるファイルパスを指定します。
  

出力ファイルの形式

• 処理区分には「I」を出力します。
• アクセスランクには，アクセスする側のアクセスランクを出力します。
• 対象ランクには，アクセスされる側のアクセスランクを出力します。
• アクセス権には，次に示すアクセス権のコードを出力します。
  0：参照不可/予約可
  1：参照可/予約可
  2：参照不可/予約不可
  3：参照可/予約不可
  4：参照拒否（/uを指定した場合だけ）
  

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfexpsecrnk.bat

(b)　コマンドの書式（設定）

人対人及び人対施設のセキュリティランクを追加・変更します。

sfsetsecrnk.bat { /u | /f } ＜入力ファイルパス＞

引数

• /u
  人対人のセキュリティランクを設定します。
  
• /f
  人対施設のセキュリティランクを設定します。
  
• 入力ファイルパス
  設定するデータを記述したファイルパスを指定します。
  

入力ファイルの形式

処理区分

次のどれかを指定します。

• A
  アクセス権を新規追加します。
  
• C
  指定されたアクセス権を更新します。次の場合は更新されません。
  ・指定されたアクセスランク及び対象ランクが登録されていない場合
  ・指定されたアクセスランク，対象ランク又はアクセス権が正しくない場合
  
• I
  行をコメント扱いとします。
  

処理区分の指定によって，ほかの項目の指定要否は次のように異なります。

処理区分の指定値	アクセスランク	対象ランク	アクセス権
A	◎	◎	◎
C	○	○	◎
I	×	×	×

（凡例）

◎：必須項目（更新する項目）

○：必須項目

×：不要。指定しても無視する

アクセスランク

アクセスランク（アクセスする側のランク）を英大文字で指定します。

対象ランク

対象ランク（アクセスされる側のランク）を英大文字で指定します。

アクセス権

アクセス権のコードを次の数値で指定します。

• 0：参照不可/予約可
• 1：参照可/予約可
• 2：参照不可/予約不可
• 3：参照可/予約不可
• 4：参照拒否（/fを指定した場合はエラー）

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfsetsecrnk.bat

ユーザ単位アクセス権を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。

(a)　コマンドの書式（出力）

ユーザ単位アクセス権を＜出力ファイルパス＞へ出力します。

sfexpusracc.bat { /u | /f } ＜対象ID＞ ＜出力ファイルパス＞

出力順は次のようになります。

• 第1ソートキー：対象ID
• 第2ソートキー：アクセスID種別
• 第3ソートキー：アクセスID

引数

• /u
  対象IDがユーザの場合に指定します。
  
• /f
  対象IDが施設の場合に指定します。
  
• 対象ID
  出力対象のIDを指定します。
  /uを指定した場合：ユーザIDを指定
  /fを指定した場合：施設IDを指定
  
• 出力ファイルパス
  コマンドの実行結果の出力先となるファイルパスを指定します。
  

出力ファイルの形式

• 処理区分には「I」を出力します。
• 対象種別は，管理対象の種別を次の数値で出力します。
  0：ユーザ
  1：施設
  
• 対象IDの右の「名前」「国際化名」には，対象IDの名前，対象IDの国際化名を出力します。
• アクセスID種別には，アクセスID種別を次の数値で出力します。
  0：デフォルト
  1：組織
  2：ユーザ
  
• アクセスIDには，対象へアクセスするためのIDを次のように出力します。
  アクセスID種別が0の場合：system
  アクセスID種別が1の場合：組織ID
  アクセスID種別が2の場合：ユーザID
  
• 組織種別には，アクセスID種別が1の場合に次の数値で出力します。アクセスID種別が1以外の場合は0となります。
  0：最上位組織
  1：組織
  
• アクセス権には，アクセス権のコードを次の数値で出力します。
  0：参照不可/予約可
  1：参照可/予約可
  2：参照不可/予約不可
  3：参照可/予約不可
  4：参照拒否（対象種別が0（ユーザ）の場合だけ）
  5：ほかのセキュリティ設定で決定する
  
• アクセス権の右の「名前」「国際化名」には，アクセスIDの名前，アクセスIDの国際化名を出力します。

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfexpusracc.bat

(b)　コマンドの書式（設定）

ユーザ単位アクセス権を追加・変更します。

sfsetusracc.bat ＜入力ファイルパス＞

引数

• 入力ファイルパス
  設定するデータを記述したファイルパスを指定します。
  

入力ファイルの形式

処理区分

次のどれかを指定します。

• A
  ユーザ単位アクセス権を新規追加します。次の場合は追加されません。
  ・指定された対象種別が値の形式外の場合
  ・指定された対象IDがユーザ登録又は施設登録されていない場合
  ・指定されたアクセスIDがユーザ登録又は組織登録されていない場合
  ・指定されたアクセス権が値の形式外の場合
  ・指定された対象種別，対象ID，アクセスID種別及びアクセスIDが登録済みの場合
  
• C
  指定されたユーザ単位アクセス権を更新します。
  指定された対象種別，対象ID，アクセスID種別及びアクセスIDが登録されていない場合は，更新されません。
  
• D
  指定されたユーザ単位アクセス権を削除します。
  指定された対象種別，対象ID，アクセスID種別及びアクセスIDが登録されていない場合は，削除されません。
  
• I
  行をコメント扱いとします。
  

処理区分の指定によって，ほかの項目の指定要否は次のように異なります。

処理区分の指定値	対象種別	対象ID	名前	国際化名	アクセスID種別	アクセスID	組織種別	アクセス権	名前	国際化名
A	◎	◎	×	×	◎	△	△	◎	×	×
C	○	○	×	×	○	○	○	◎	×	×
D	○	○	×	×	○	○	○	×	×	×
I	×	×	×	×	×	×	×	×	×	×

（凡例）

◎：必須項目（更新する項目）

○：必須項目

△：アクセスID種別に0（デフォルト）を指定した場合，指定値を無視する

×：不要。指定しても無視する

対象種別

管理する対象の種別を数字で指定します。

• 0：ユーザ
• 1：施設

対象ID

管理する対象の施設ID又は組織IDを指定します。

• 対象種別が0の場合：ユーザID
• 対象種別が1の場合：施設ID

アクセスID種別

アクセスID種別を次の数値で指定します。

• 0：デフォルト
• 1：組織
• 2：ユーザ

アクセスID

アクセスIDを次のように指定します。

• アクセスID種別が0の場合：（値を指定しても無視される）
• アクセスID種別が1の場合：組織ID
• アクセスID種別が2の場合：ユーザID

組織種別

アクセスID種別が1の場合に次の数値で指定します。アクセスID種別が1以外の場合は0を指定します。

• 0：最上位組織
• 1：組織

アクセス権

アクセス権を次の数値で指定します。

• 0：参照不可/予約可
• 1：参照可/予約可
• 2：参照不可/予約不可
• 3：参照可/予約不可
• 4：参照拒否（対象種別が1（施設）の場合には指定不可）
• 5：ほかのセキュリティ設定で決定する

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfsetusracc.bat

(c)　注意事項

• はじめてアクセス権を設定するユーザに対しては，アクセスID種別にデフォルトを指定した設定を必ず追加してください。
• デフォルトの設定を追加しなかった場合，ユーザ単位アクセス権が設定されていないユーザからのアクセス権は「参照拒否」となります。
• 出力用コマンドは，削除待ちユーザまたは削除待ち施設も出力ファイルに出力します。

ユーザ一人に対して設定できるユーザ単位アクセス権の上限数を管理します。

(a)　コマンドの書式（出力）

ユーザ一人に対して設定できるユーザ単位アクセス権の上限数を標準出力へ出力します。

sfexpusracclmt.bat

出力例

PARAMVALUE 500

ヘッダ「PARAMVALUE」の下に，ユーザ単位アクセス権設定の上限又は設定・参照可否を次の数値で出力します。

• -1：クライアントからの設定・参照は不可
• 0：クライアントからの設定変更は不可
• 1〜500：クライアントから設定できるユーザ単位アクセス権の上限数

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfexpusracclmt.bat

(b)　コマンドの書式（設定）

ユーザ一人に対して設定できるユーザ単位アクセス権の上限数を指定します。

sfsetusracclmt.bat ＜ユーザ単位アクセス権設定上限＞

引数

• ユーザ単位アクセス権設定上限
  ユーザ単位アクセス権設定上限数又は設定・参照可否を次の数値で指定します。なお，ユーザ単位アクセス権を「使用しない」に設定している場合は，ここでの設定に関係なく，「クライアントからの設定・参照不可」となります。
  -1：クライアントからの設定・参照不可
  0：クライアントからの設定追加不可
  1〜500：クライアントからの設定上限
  

コマンドパス

＜インストールディレクトリ＞\batch\sfsetusracclmt.bat