Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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デフォルト地域コード(国際化に対応していないクライアントに割り当てられる地域コード)を管理します。
(a) コマンドの書式(出力)
デフォルト地域コードを標準出力へ出力します。
- 出力例
- ヘッダPARAMVALUEの下に,デフォルト地域コードを出力します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpdftarcd.bat
(b) コマンドの書式(設定)
デフォルト地域コードを指定します。
sfsetdftarcd.bat <デフォルト地域コード>
|
- 引数
- デフォルト地域コード
デフォルト地域コードとして,国名コードをISO 3166-1 alpha 2形式で指定します。
指定例を次に示します。
| 国名コード |
国名・地域名 |
| US |
アメリカ合衆国 |
| GB |
イギリス |
| CN |
中国 |
| JP |
日本 |
英大文字が2バイトで指定されていないかはチェックされますが,コードのISO登録有無チェックはしません。パラメタが正しくない場合,エラーとなります。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetdftarcd.bat
タイムゾーン情報を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。オフタイムとは就業時間外のことです。
| 処理区分 |
タイムゾーン |
エリアID |
エリアコード |
タイムゾーンID |
表示名 |
国際化表示名 |
オフタイム開始時刻 |
オフタイム終了時刻 |
(a) コマンドの書式(出力)
タイムゾーン情報をエリアIDの順に出力します。
- 引数
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexptmzn.bat
(b) コマンドの書式(設定)
タイムゾーン情報を追加・変更・削除します。
- 引数
- 入力ファイルパス
設定するタイムゾーンを記述したファイルのパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
タイムゾーン情報を追加します。次の場合は追加されません。
・次の指定値が正しくない場合
タイムゾーン
エリアID
エリアコード
タイムゾーンID
オフタイム開始時刻
オフタイム終了時刻
・指定されたエリアIDが登録済みの場合
- C
タイムゾーン情報を更新します。次の指定値が正しくない場合は更新されません。
タイムゾーン
エリアID
エリアコード
タイムゾーンID
オフタイム開始時刻
オフタイム終了時刻
- D
タイムゾーン情報を削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
タイムゾーン |
エリアID |
エリアコード |
タイムゾーンID |
表示名 |
国際化表示名 |
オフタイム開始時刻 |
オフタイム終了時刻 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
| C |
◎ |
○ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
| D |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
| I |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- タイムゾーン
- タイムゾーンをGMTからのオフセットで指定します。オフセットは「GMT」の後ろに,[{+|-}hh:mm]」形式で時・分を指定します。
- hh
時を指定します。
+の場合:00〜13で指定
-の場合:00〜12で指定
- mm
分を00〜59で指定します。
- エリアID
- タイムゾーンを識別する任意のIDを1〜255バイトで指定します。
- 指定できる文字は,英大文字,英小文字,数字,_(アンダースコア),+,-(ハイフン)です。
- エリアコード
- エリアコードをISO 3166-1 alpha-2の形式で指定します。
- 指定例を次に示します。
| 国名コード |
国名・地域名 |
| US |
アメリカ合衆国 |
| GB |
イギリス |
| CN |
中国 |
| JP |
日本 |
- 英大文字が2バイトで指定されていないかはチェックされますが,コードのISO登録有無チェックはしません。
- タイムゾーンID
- JavaのTimeZoneクラスのIDとして指定できる文字列を指定します。
- 指定例を次に示します。
| タイムゾーンID |
名前 |
| EST |
東部標準時 |
| Europe/London |
グリニッジ標準時 |
| PRC |
中華人民共和国標準時 |
| Asia/Tokyo |
日本標準時 |
- 表示名
- タイムゾーンを表示する際の表示名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- 国際化表示名
- 国際化表示名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
- オフタイム開始時刻
- オフタイム開始時刻をhh:mm:ss形式で指定します。
- hh:時間を00〜23で指定します。
- mm:分を00〜59で指定します。
- ss:00と指定してください。
- オフタイム終了時刻
- オフタイム終了時刻をhh:mm:ss形式で指定します。
- 値の形式:hh:mm:ss
- hh:時間を00〜23で指定します。
- mm:分を00〜59で指定します。
- ss:00と指定してください。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsettmzn.bat
(c) サンプルファイル
サンプルファイルは次の場所にあります。
<Scheduler Serverインストールフォルダ>\batch\sample\sfsettmzn.csv
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