不要スケジュール削除期間の個別設定を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。
| 処理区分 |
対象種別 |
対象ID |
削除種別 |
削除方法 |
年月 |
月 |
(a) コマンドの書式(出力)
不要スケジュール削除期間の個別設定を出力します。
sfexpdelschtrm.bat { /u [<ユーザID>]| /f [<施設ID>] | /a } <出力ファイルパス>
|
- 引数
- /u [<ユーザID>]
ユーザの不要スケジュール削除期間の個別設定を出力します。
<ユーザID>には,出力対象とするユーザのユーザIDを指定します。省略した場合,すべてのユーザの不要スケジュール削除期間の個別設定を出力します。
- /f [<施設ID>]
施設の不要スケジュール削除期間の個別設定を出力します。
<施設ID>には,出力対象とする施設の施設IDを指定します。省略した場合,すべての施設の不要スケジュール削除期間の個別設定を出力します。
- /a
すべてのユーザ及び施設の不要スケジュール削除期間の個別設定を出力します。
- 出力ファイルパス
コマンドの実行結果を出力するファイルのパスを指定します。
- 出力ファイルの形式
- 処理区分には「I」を出力します。
- 対象種別は,情報の対象種別を出力します。
2:ユーザ
3:施設
- 対象IDは,ユーザID又は施設IDを出力します。
対象種別が2の場合:ユーザID
対象種別が3の場合:施設ID
- 削除種別は,削除するかどうかの指定を出力します。
0:削除しません(削除方法及び不要スケジュール削除のシステム設定を無視し,不要スケジュールを削除しません)。
1:削除します(削除方法に指定された方法で不要スケジュールを削除します)。
- 削除方法は,削除方法を次の数値で出力します。
0:月に従って不要スケジュールを削除します。
1:年月に従って不要スケジュールを削除します。
- 年月は,スケジュールを削除する際の基準年月をyyyy-mm-01(yyyy:年,mm:月,01:日)形式で出力します。日付は「01(1日)」を出力します。
出力される日付のタイムゾーンはUTCです。指定された年月日より過去のスケジュールを削除します。
- 月は,何か月以前のスケジュールを削除するか出力します。
指定された月数より前のスケジュールを削除します。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpdelschtrm.bat
(b) コマンドの書式(設定)
不要スケジュール削除期間の個別設定を追加・更新・削除します。
sfsetdelschtrm.bat <入力ファイルパス>
|
- 引数
- 入力ファイルパス
設定する情報を記述したファイルパスを指定します。
- 入力ファイルの形式
- 処理区分
- 次のどれかを指定します。
- A
不要スケジュール削除期間の個別設定を追加します。次の場合は追加されません。
・指定された対象種別が正しくない場合
・指定された対象IDがユーザ登録されていない場合
・指定された対象IDが施設登録されていない場合
・指定された削除種別,削除方法,年月又は月が正しくない場合
・指定された対象種別及び対象IDが登録済みの場合
- C
不要スケジュール削除期間の個別設定を更新します。次の場合は更新されません。
・指定された対象種別が正しくない場合
・指定された削除種別,削除方法,年月又は月が正しくない場合
- D
不要スケジュール削除期間の個別設定をデータベースから削除します。
- I
行をコメント扱いとします。
- 処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
| 処理区分の指定値 |
対象種別 |
対象ID |
削除種別 |
削除方法 |
年月 |
月 |
| A |
◎ |
◎ |
◎ |
◎※1 |
◎※2 |
◎※3 |
| C |
○ |
○ |
◎ |
◎※1 |
◎※2 |
◎※3 |
| D |
○ |
○ |
× |
× |
× |
× |
| I |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
- (凡例)
- ◎:必須項目(更新する項目)
- ○:必須項目
- ×:不要。指定しても無視する
- 注※1
- 削除種別が0の場合,指定値を無視して1(年月指定)を設定します。
- 注※2
- 削除種別又は削除方法が0の場合,指定値を無視して0001-01-01を設定します。
- 注※3
- 削除種別が0の場合,指定値を無視して99を設定します。
- 削除方法が1の場合,指定値を無視して99を設定します。
- 対象種別
- 対象の種別を数値で指定します。
- 対象ID
- 対象のユーザID又は施設IDを指定します。
- 削除種別
- 削除種別を数値で指定します。
- 0:削除しません(「削除方法」の設定値と,不要スケジュール削除のシステム設定の値は無視される)。
- 1:削除します(削除方法に指定された方法で不要スケジュールを削除する)。
- 削除方法
- 削除方法を数値で指定します。
- 0:月指定(月に従って不要スケジュールを削除します)。
- 1:年月指定(年月に従ってスケジュールを削除します)。
- 年月
- スケジュールを削除する際の基準になる年月をyyyy-mm-01形式で指定します。
- ここで指定する年月日はUTCです。指定された年月より過去のスケジュールを削除します。
- yyyy:年を1970〜2037で指定します。
- mm:月を01〜12で指定します。
- dd:日は「01」固定です。
- 月
- コマンド実行日から何か月前をスケジュール削除の基準日とするかを指定します。指定できる範囲は1〜99です。
- 指定した月数より前のスケジュールが削除されます。
- コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetdelschtrm.bat
出力用コマンドは,削除待ちユーザまたは削除待ち施設も出力ファイルに出力します。設定用コマンドで設定する場合,削除待ちユーザまたは削除待ち施設に対する更新・削除は行わないでください。行った場合は,KDAE20017-Wのメッセージが出力されます。
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