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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


3.1 機能一覧

JP1/Service Supportの機能一覧と製品別の使用可否を次の表に示します。

表3‒1 JP1/Service Supportの機能一覧

機能

説明

参照

案件の管理

対象システム,およびプロセスワークボードを使って案件を管理する。一覧表示,設定の参照,作成,編集,削除,削除取り消しなどの機能がある。

また,特定の期間に登録された案件だけを運用できる。

3.2

案件の表示

案件の情報,履歴,および進捗などの処理状況を表示する。エスカレーション機能で関連づけられた案件の情報を表示する。

3.3

案件の検索

案件を検索する。

3.4

案件の作成

案件を作成する。

案件を別のプロセスにエスカレーションする。

3.5

案件の編集

案件を編集する。

案件を引き戻したり,差し戻したりする。

3.6

案件の一括操作

案件のステータスを一括で,「承認済み」または「クローズ」に変更する。

3.7

案件の削除

案件を削除する。

3.8

案件の保存

案件管理DBに登録されている過去の案件を,案件保存DBに保存する。

3.9

案件の印刷

案件を印刷する。

3.10

案件に対するアクセス権の管理

案件にアクセス権を設定する。

3.11

メールによる通知

案件が作成されたときやステータスが変更されたときなどに,メールで担当者に通知する。

3.12

案件情報をCSVファイルに出力

案件の情報や履歴などの一覧をCSVファイルに出力する。

3.13

案件フォームの管理

案件フォームをカスタマイズする。また,不要な案件フォームを削除する。

3.14

ステータスの管理

案件のステータスをカスタマイズする。

3.15

案件の作業状況の管理

案件の情報を集計し確認する。集計した案件の情報を出力する。

3.16

ユーザーとロールの管理

ユーザーおよびロールを管理する。ユーザー情報やロールの定義情報の一覧表示,詳細情報表示,追加,編集,削除などの機能がある。

3.17

ファイアウォール環境への対応

JP1/Service Supportを,ファイアウォール環境で運用する環境を構築する。

3.18

JP1/Service Supportのサービス

JP1/Service Supportは,次の四つのサービスで構成される。

  • JP1/Service Supportサービス

    画面の表示を制御するサービス。

  • JP1/Service Support - DB Serverサービス

    JP1/Service Supportで使用するデータベースを管理するサービス。

  • JP1/Service Support - Task Serviceサービス

    指定した間隔でコマンドを実行するサービス。

  • JP1/Service Support - Web Serviceサービス

    案件管理コンソールとの通信窓口になるサービス。

3.19

コマンドを使用したデータベースの操作

コマンドを使用してJP1/Service Supportで管理するデータベースを操作する。

3.20

クラスタシステムでの運用

JP1/Service Supportを,クラスタシステムで運用する環境を構築する。

3.21

他製品との連携

JP1/Service Supportと他製品が連携して,案件の自動登録や機器情報の参照などを行う。

4章

注※

クラスタ環境では,JP1/Service Support - DB Cluster Serviceサービスも使用します。