3.13 案件情報をCSVファイルに出力
JP1/Service Supportでは,案件データをCSV形式で出力する機能があります。これをCSV出力機能と呼びます。案件情報を一覧で出力できるので,大量の案件データを1ファイルで保存したり,問い合わせや障害の発生傾向を分析したりできます。また,案件情報をメンテナンスする場合,および管理していたシステムやプロセスワークボードの運用を終了する場合のバックアップデータとして保存できます。
CSV出力機能では,次に示す案件情報をCSVファイルに出力できます。
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案件詳細情報ファイル(案件情報出力)
システム名,担当者,ステータスなどの案件の詳細情報を出力できます。
[案件検索結果一覧]画面またはjssitemlistコマンドで出力できます。
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案件履歴情報ファイル(案件履歴出力)
案件の履歴情報を出力できます。
jssitemhistoryコマンドで出力できます。
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案件情報CSVファイル,関連情報CSVファイル(案件情報拡張エクスポート)
jssitemexportExコマンドで出力できます。
なお,案件情報に添付ファイルが含まれている場合,添付ファイルも出力されます。
なお,案件保存DBを使用している場合,管理案件の案件情報だけでなく,保存案件の案件情報もCSVファイルに出力できます。
[案件検索結果一覧]画面から案件情報をCSVファイルに出力する方法については,マニュアル「JP1/Service Support 操作ガイド」の案件情報をCSVファイルに出力する手順の説明を参照してください。
コマンドでCSVファイルを出力する方法,およびファイルの出力形式については,「12. コマンド」の「jssitemlist(案件一覧出力)」,「jssitemhistory(案件履歴出力)」,または「jssitemexportEx(案件情報拡張エクスポート)」を参照してください。