Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


5.3 電源制御装置を使用する場合の設定

電源制御装置を使用する場合の電源制御装置の設定,Windows版JP1/Power Monitorのセットアップ方法について説明します。セットアップをするには次の権限が必要です。

UACが有効な場合

Administratorユーザー(ビルトインAdministratorアカウント)の実行権限

UACが無効な場合

Administratorユーザー(ビルトインAdministratorアカウント)またはAdministratorsグループに属するユーザーの実行権限

自ホストまたはエージェントホストの電源を自動的にオン・オフするためには,電源制御装置を自ホストまたはエージェントホストに接続する必要があります。使用するハードウェアの構成によって,マネージャーホストおよび自ホストまたはエージェントホストに必要なソフトウェアが異なります。

注意事項

エージェントホストがUNIXの場合,使用できる電源制御装置がOSによって異なります。エージェントホストがUNIXの場合に使用できる電源制御装置については,「6.3 電源制御装置を使用する場合の設定」を参照してください。

自ホストまたはエージェントホストの電源を自動的にオン・オフするのに必要なハードウェアおよびソフトウェアを次の表に示します。なお,最新の情報はWebの「自動電源制御装置一覧」または,前提ソフトウェア製造元へご確認ください。

表5‒4 電源を自動的にオン・オフする場合に必要なハードウェアとソフトウェア

自ホストまたはエージェントホストに必要なハードウェア

自ホストまたはエージェントホストに必要なソフトウェア

マネージャーホストに必要なソフトウェア

HA8000

  • xMモデル以降

    (RS440xMを除く)

BladeSymphony

  • BS2000

  • BS500

  • BS2500

(該当の連携機能なし)

日立製作所製

Hitachi Compute Systems Manager

HA8000

  • xMモデル以前

    (RS440xMを除く)

BladeSymphony※1

  • BS1000

  • BS320

  • BS2000

  • BS500(BS520Xを除く)

日立製作所製

JP1/ServerConductor

日立製作所製

JP1/ServerConductor

日立製作所無停電電源装置※2

日立製作所製

PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Network

日立製作所製

PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Network※3

シュナイダーエレクトリック社製無停電電源装置

APC Smart-UPS※2

PowerChute Business Edition

ソフトウェアは必要ありません。

シュナイダーエレクトリック社製無停電電源装置

APC Smart-UPSおよびSNMPカード

PowerChute Network Shutdown

ソフトウェアは必要ありません。

山洋電気社製無停電電源装置または電源制御装置

次の山洋電気社製のプログラムすべて

  • SANUPS SOFTWARE

  • 電源制御コマンドsgctlcmd.exe

  • 電源制御コマンド起動バッチファイル

山洋電気社製の電源制御コマンドsgctlcmd.exeおよび電源制御コマンド起動バッチファイルsgctlcmd_remote.bat

オムロン社製無停電電源装置

オムロン社製Simple Shutdown

(該当の連携機能なし)

日立製作所製遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)※4

日立製作所製遠隔電源制御装置制御プログラム

日立製作所製遠隔電源制御装置制御プログラム

AMT対応PC(インテル vProテクノロジー搭載PC)※5

(該当の連携機能なし)

Microsoft .NET Framework 3.5以降

Wake on LAN対応PC

(該当の連携機能なし)

ソフトウェアは必要ありません。

上記以外のハードウェア

各社提供ソフトウェア

各社提供ソフトウェア

注※1

BladeSymphony上では,自ホストの電源を自動的にオンにする連携は対象外です。

注※2

エージェントホストのリモート電源オンをする場合,SNMPカードが電源制御装置に接続されている必要があります。SNMPカードが接続されていない電源制御装置を使用している場合は,別途SNMPカードが必要です。

注※3

エージェントホストの電源制御装置を制御するソフトウェアのコマンドだけ必要です。

注※4

エージェントホストの対応OSはAIXだけです。

注※5

AMTバージョン6.0以降に対応している必要があります。

〈この節の構成〉