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JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


5.3.9 日立製作所製の遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)を使用する場合の設定

日立製作所製の遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)を使用してホストを制御する場合の設定手順および注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) エージェントホストの設定

  1. サーバおよびホストのネットワークの設定をする。

  2. ホストに遠隔電源制御装置制御プログラムをインストールし,環境設定をする。

    遠隔電源制御装置制御プログラムのインストールおよび環境設定方法については,遠隔電源制御装置制御プログラムのマニュアルを参照してください。

  3. 環境設定をしたあと,遠隔電源制御装置制御プログラムから正常に制御できるかどうか確認する。

    設定内容は,UNIX版のエージェントホストでの設定と同じです。「6.3.2(1) 自ホストまたはエージェントホストの設定」を参照してください。

(2) マネージャーホストの設定

  1. ホストにLANボードを組み込み,ネットワークの設定をする。

  2. エージェントホストの電源制御装置を制御するための遠隔電源制御装置制御プログラムのコマンドファイルをインストールする。

  3. [電源制御装置の設定]ダイアログボックスの設定をする。

    設定する内容で注意する項目を示します。

    [他ホスト電源制御コマンド]

    電源制御装置を制御する遠隔電源制御装置制御プログラムのコマンドファイルをフルパス名で設定

  4. [エージェントホストの設定]ダイアログボックスの設定をする。

    設定する内容で注意する項目を示します。

    [ホスト名]

    AIXパーティションのホスト名

    [種別]

    手順3で登録した[制御装置種別]

    [パスワード]

    設定は不要

    [電源制御装置のアクセス方法]

    「LAN」

    [IPアドレス]

    HWMC(ハードウェアマネージメントコンソール)のIPアドレス

    [機器番号]

    AIXパーティションに割り当てられているチャネル番号を100〜9999の整数値で設定。

    パーティションのチャネル番号はRPC2のhr_edistschedコマンドで確認できます。

    [コミュニティ名]

    設定は不要