付録H　用語解説

ネットワーク上のコンピュータ資産を管理できる機能です。管理機能の一部に，PCを起動および停止する機能があります。

ネットワークの構成，性能，および障害を管理するための統合ネットワーク管理プログラムの総称です。

Internet Control Massege Protocolの略で，ネットワーク管理におけるエラー通知や通信状態を診断するための上位プロトコルです。

JP1/AJS3は，業務を自動的に運用するためのプログラムです。処理を順序付けて定期的に実行したり，特定の事象が発生したときに処理を開始したりできます。

クラスタシステムを利用しているJP1/AJS3と連携する場合に，論理ホスト名を設定するファイルです。

ホストの運用を自動化する機能を提供するプログラムです。

イベントサービス機能を提供するプログラムです。サービスの起動順序を制御したり，JP1イベントを送受信したりできます。また，JP1/Baseは，JP1/IM - Manager，JP1/AJS3，およびJP1/Power Monitorの前提プログラムです。

JP1/Baseのサービスの一つです。

JP1/Baseのサービスの一つです。

ネットワークの構成，性能，および障害を管理するための統合ネットワーク管理プログラムの総称です。

UNIX版JP1/Power Monitorのデーモンの総称です。自ホストを起動・終了する場合に起動する「スケジュール運転デーモン」と，他ホストを起動・終了する場合に起動する「リモート電源連携デーモン」があります。

JP1/Power Monitorのサービスの一つです。

JP1/Power Monitorのサービスの一つです。

システム内で何らかの事象が発生した際に，その事象に関してJP1/Baseに通知される情報です。

Simple Network Management Protocolの略で，インターネット環境でのネットワーク管理プロトコルです。

「無停電電源装置」を参照してください。

ネットワーク経由でほかのPCを起動する機能です。

JP1/Baseが提供するイベント登録とイベント取得機能を実現するためのサーバプログラムです。

運転スケジュール定義ファイルを，WindowsホストのJP1/Power Monitorに設定する機能です。

ホストを起動・終了するスケジュールが設定できない日のことです。運休日に設定すると，その日に設定したスケジュールは，無効になります。

ホストを起動・終了するスケジュールを設定するファイルです。ホストを起動・終了するスケジュールは，パラメーターとしてこのファイルに定義します。

他ホストを自動的に起動・終了する場合，ホストの起動・終了を制御されるホストのことです。

Windowsホストのスケジュール情報を，運転スケジュール定義ファイルとしてファイルに出力する機能です。

ジョブの終了などを終了条件として指定し，すべての終了条件が成立した場合にホストをシャットダウンする方法です。

自動運転ユーザーコマンドの一つです。監視終了の終了条件の成立時，または制限終了開始時刻に，JP1/Power Monitorから呼び出されて実行されるコマンドです。

ホストのOSの状態にかかわらず直接電源制御装置に働きかけて，強制的にエージェントホストを再起動することです。エージェントホストがハングアップした場合や，エージェントホストの状態が不明な場合に実行します。

強制終了とは，実行中のジョブの処理を中断してホストをシャットダウンする方法です。

ホストのOSの状態にかかわらず直接電源制御装置に働きかけて，強制的にエージェントホストの電源をオフすることです。エージェントホストがハングアップした場合や，エージェントホストの状態が不明な場合に実行します。

業務実行中の障害によって業務が中断しないように，複数のサーバシステムを準備しておき，業務を実行中のシステム（実行系）で障害が発生したときに待機中のシステム（待機系）に業務を切り替えられるようにしたシステムです。可用性の向上を目的とします。実行系から待機系へ業務を切り替えるので，「系切り替えシステム」とも呼ばれます。

なお，クラスタシステムという用語には，並列処理による負荷分散機能の意味が含まれることがありますが，このマニュアルで「クラスタシステム」という場合は，系を切り替えて運用する機能だけを指します。

マネージャーホストの起動・終了と連動して，複数のエージェントホストを一括して起動・終了するために，グループに登録することです。

ジョブの終了などを終了条件として指定し，すべての終了条件が成立した場合にホストをシャットダウンする方法です。

「クラスタシステム」を参照してください。

JP1/Power Monitorの運用に必要な情報を定義したファイルです。JP1/Power Monitorの運用に必要な情報は，パラメーターとしてこのファイルに定義します。

「自動システム開始」を参照してください。

「自動システム終了」を参照してください。

自動運転ユーザーコマンドの一つです。自動運転の開始時（jaomstartコマンド実行時）に，JP1/Power Monitorから呼び出されて実行されるコマンドです。

ホストの起動時やホストの終了前などに，ユーザー独自の処理をしたい場合，作成するコマンドです。

運転スケジュールの次回電源投入時刻をハード機構に予約する機能です。ハード機構による電源投入とカーネルの自動IPLが実行されます。

運転スケジュールの終了日時（監視終了，制限終了，強制終了）に到達したとき，システム終了処理をして，電源の切断をする機能です。

自動運転ユーザーコマンドの一つです。ホスト終了時（監視終了，制限終了，強制終了のどれかの終了時）にJP1/Power Monitorから呼び出されて実行されるコマンドです。

自動運転ユーザーコマンドの一つです。監視終了時と制限終了時にJP1/Power Monitorから呼び出されて実行されるコマンドです。

コマンド，シェルスクリプト，Windows実行ファイルなどの集まりです。

実行順序を関連づけたジョブの集まりです。ジョブネットを実行すると，ジョブネット中のジョブが実行順序に従って自動的に実行されます。

ジョブの終了などを終了条件として指定し，新たに実行するジョブを抑止してから，すべての終了条件が成立した場合にホストをシャットダウンする方法です。

無停電電源装置（UPS），無停電電源装置を制御するソフトウェア，および電源オン・オフできる機能を持ったホストを含めた総称です。

自動運転ユーザーコマンドの一つです。スケジュールによるホストの運用時に，電源投入時刻に到達したときにJP1/Power Monitorから呼び出されて実行されるコマンドです。

JP1/NETM/DMで，パッケージャーを使用して，パッケージを作成することです。パッケージとは，リモートインストールをするソフトウェアの単位です。

TCP/IPを使用した場合にホストを識別するための名称です。UNIXの場合，/etc/hostsに定義します。

他ホストを自動的に起動・終了する場合，ホストの起動・終了を制御するホストのことです。

停電が発生したときに，ホストに電力を供給するための装置です。UPSともいいます。

エージェントホストを制御するために，マネージャーホストで設定するファイルです。必要な情報は，パラメーターとしてこのファイルに定義します。

他ホストの電源制御や運転状態の収集をする機能です。制御する側のホストをマネージャーホスト，制御される側のホストをエージェントホストと呼びます。

エージェントホストをグループ化して起動・終了したい場合にマネージャーホストで設定するファイルです。必要な情報は，パラメーターとしてこのファイルに定義します。

他ホストを起動・終了する場合に，マネージャーホストとエージェントホストで必要な情報を定義するファイルです。必要な情報は，パラメーターとしてこのファイルに定義します。