Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


5.3.5 シュナイダーエレクトリック社製「PowerChute Business Edition」をサポートする無停電電源装置をホストに接続する場合の設定

シュナイダーエレクトリック社製「PowerChute Business Edition」をサポートする無停電電源装置を使用してホストを制御する場合の設定手順および注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 自ホストまたはエージェントホストの設定

  1. ホストに無停電電源装置を接続する。

    接続方法については,製品のマニュアルを参照してください。

  2. PowerChute Business Editionエージェントをインストールし,環境設定をする。

    インストールおよび環境設定の方法については,製品のマニュアルを参照してください。

  3. 次の二つを確認する。

    • UPSSLEEP.EXEがインストールされている

    • UPSSLEEP.EXEがインストールされているフォルダが,システム環境変数PATH内に設定されている

  4. PowerChute Business Editionを再起動する。

  5. PowerChute Business Editionで無停電電源装置が認識されているか確認する。

  6. UPSSLEEP.EXEコマンドを実行する。

    無停電電源装置を正常に制御できるかどうか確認してください。

  7. [電源制御装置の設定]ダイアログボックスは設定しない。

    PowerChute Business Editionと連携する場合,設定する必要はありません。

  8. [環境設定]ダイアログボックスで,使用プログラム名と計画終了オプションを設定する。

    [使用プログラム名]で[PowerChute plus]を選択します。

(2) マネージャーホストの設定

  1. ホストにLANボードを組み込み,ネットワークを設定する。

  2. [電源制御装置の設定]ダイアログボックスは設定しない。

    シュナイダーエレクトリック社製無停電電源装置と連携する場合,設定する必要はありません。

  3. [エージェントホストの設定]ダイアログボックスの設定をする。

    設定する内容で注意する項目を示します。

    [種別]

    [APC]

    [パスワード]

    設定は不要

    [電源制御装置のアクセス方法]

    「LAN」

    [IPアドレス]

    SNMPカードに設定したIPアドレス

    [機器番号]

    設定は不要

    [コミュニティ名]

    SNMPカードに設定したコミュニティ名

(3) 注意事項