Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


6.3 電源制御装置を使用する場合の設定

電源制御装置を使用する場合の電源制御装置の設定,UNIX版JP1/Power Monitorのセットアップ方法について説明します。

自ホストまたはエージェントホストの電源を自動的にオン・オフするためには,電源制御装置を自ホストまたはエージェントホストに接続する必要があります。使用するハードウェアの構成によって,マネージャーホストおよび自ホストまたはエージェントホストに必要なソフトウェアが異なります。

注意事項

エージェントホストがWindowsの場合,使用できる電源制御装置がOSによって異なります。エージェントホストがWindowsの場合に使用できる電源制御装置については,「5.3 電源制御装置を使用する場合の設定」を参照してください。

自ホストまたはエージェントホストの電源を自動的にオン・オフするのに必要なハードウェアおよびソフトウェアを次の表に示します。なお,最新の情報はWebの「自動電源制御装置一覧」または,前提ソフトウェア製造元へご確認ください。

表6‒9 電源を自動的にオン・オフする場合に必要なハードウェアとソフトウェア

電源制御装置

対応OS

自ホストまたはエージェントホストに必要なハードウェア

自ホストまたエージェントホストに必要なソフトウェア

マネージャーホストに必要なソフトウェア

AIX

Linux

日立製作所製無停電電源装置※1

日立製作所製PowerMonitorHまたはPowerMonitorH for Network

日立製作所製PowerMonitorHまたは日立製作所製PowerMonitorH for Network※2

×

日立製作所製遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)※3

日立製作所製遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)用制御プログラム

日立製作所製遠隔電源制御装置(THE-RP-0020)用制御プログラム

×

シュナイダーエレクトリック社製無停電電源装置

APC Smart-UPSおよびSNMPカード

PowerChute Network Shutdown

ソフトウェアは必要ありません。

AIX 標準

shutdownコマンドの-tオプション対応機種

ソフトウェアは必要ありません。

(該当の連携機能なし)

×

山洋電気社製無停電電源制御装置

次の山洋電気社製のプログラムすべて

  • SANUPS SOFTWARE

  • 無停電電源制御装置用電源制御プログラム

山洋電気社製の電源制御コマンドおよび電源制御コマンド起動用シェルスクリプトファイル

×

上記以外のハードウェア

各社提供ソフトウェア

各社提供ソフトウェア

(凡例)

○:サポートしています。

×:サポートしていません。

−:電源制御装置によって異なります。

注※1

エージェントホストのリモート電源オンをする場合,SNMPカードが電源制御装置に接続されている必要があります。SNMPカードが接続されていない電源制御装置を使用している場合は,別途SNMPカードが必要です。

注※2

エージェントホストの電源制御装置を制御するソフトウェアのコマンドだけ必要です。

注※3

エージェントホストの対応OSはAIXだけです。

〈この節の構成〉