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JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


5.3.7 山洋電気社製の無停電電源装置または電源制御装置をホストに接続する場合の設定

山洋電気社製の無停電電源装置または電源制御装置を使用してホストを制御する場合の設定手順および注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 自ホストまたはエージェントホストの設定

  1. ホストに無停電電源装置または電源制御装置を接続する。

    接続方法については,製品のマニュアルを参照してください。

  2. SANUPS SOFTWAREをインストールし,環境設定をする。

    インストールおよび環境設定の方法については,製品のマニュアルを参照してください。SANUPS SOFTWAREを電源制御装置とシリアル接続する場合は,電源制御装置側で「ネットワーク環境を使用する」設定にしてください。環境設定をしたあと,SANUPS SOFTWAREを起動して,正常に制御できるかどうか確認してください。

  3. [電源制御装置の設定]ダイアログボックスの設定をする。

    設定する内容で注意する項目を示します。

    [自ホスト電源制御コマンド]

    自ホストの無停電電源装置または電源制御装置を制御する電源制御コマンド起動バッチファイルをフルパス名で設定

  4. [環境設定]ダイアログボックスで,使用プログラム名と計画終了オプションを設定する。

    [使用プログラム名]は手順3で登録した制御装置種別を選択します。

(2) マネージャーホストの設定

  1. ホストにLANボードを組み込み,ネットワークの設定をする。

  2. エージェントホストの電源制御装置を制御するための電源制御コマンドsgctlcmd.exeおよび電源制御コマンド起動バッチファイルsgctlcmd_remote.batをコピーする。

    マネージャーホストに山洋電気社製の無停電電源装置または電源制御装置を接続している場合は,SANUPS SOFTWAREをインストールし,環境設定をしてください。

  3. [電源制御装置の設定]ダイアログボックスの設定をする。

    設定する内容で注意する項目を示します。

    [他ホスト電源制御コマンド]

    他ホストの無停電電源装置または電源制御装置を制御する電源制御コマンド起動バッチファイル「sgctlcmd_remote.bat」をフルパス名で設定

  4. [エージェントホストの設定]ダイアログボックスの設定をする。

    設定する内容で注意する項目を示します。

    [種別]

    手順3で登録した[制御装置種別]

    [パスワード]

    設定は不要

    [電源制御装置のアクセス方法]

    「LAN」

    [IPアドレス]

    電源制御装置のIPアドレス

    [機器番号]

    制御したい電源制御装置のアウトレット番号を必ず指定

    [コミュニティ名]

    電源制御装置のコミュニティ名