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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


コマンド一覧

監査ログ管理サーバ,監査ログ閲覧サーバ,および監査ログ収集対象サーバで使用できるコマンドの一覧を示します。

監査ログ管理サーバおよび監査ログ閲覧サーバのコマンド一覧

監査ログ管理サーバおよび監査ログ閲覧サーバで使用できるコマンドの一覧を次の表に示します。

表12‒1 監査ログ管理サーバおよび監査ログ閲覧サーバで使用できるコマンド一覧

項番

分類

コマンド名

機能

1

データベースの運用管理

admdbbackup

データベースのバックアップを取得します。

2

admdbdelete

指定した日時までに出力された監査ログをデータベースから削除します。

3

admdbexport

データベースに格納されているすべてのデータをCSV形式でバックアップします。

4

admdbimport

データベースのCSVバックアップで取得したCSV形式のデータから,データベースを復元します。

5

admdbrorg

データベースを再編成します。

6

admdbstat

データベースの使用状況を確認します。

7

admdbstop

データベースを停止します。

クラスタ環境のシステムで,系の切り替えやシステムの停止に使用するコマンドです。

8

監査ログの運用管理

admcoldata

収集対象として設定されているサーバから監査ログを収集します。

9

admcsvmove

監査ログのバックアップファイルを,指定したパスに移動します。また,バックアップ実行履歴を更新します。

10

admcsvremove

指定した監査ログのバックアップファイルおよびバックアップ実行履歴を削除します。

11

admexport

監査ログをCSV形式でバックアップします。また,バックアップの実行履歴が監査ログ管理データベースに登録されます。

監査ログは,期間指定または前回からの差分指定でバックアップできます。

12

admimport

admexportコマンドで出力した監査ログのバックアップファイルを監査ログ管理データベースにインポートして,監査ログを閲覧できるようにします。

13

監査ログの統計情報の運用管理

admstdel

監査ログの統計情報を監査ログ管理データベースから削除します。

14

admstgen

監査ログの統計情報を監査ログ管理データベースに生成します。

15

トラブルシュート

admlog.vbs

JP1/Audit Management - Managerでトラブルが発生したときに,保守資料を一括で取得します。

16

正規化ルールの運用管理

admrrexport

正規化ルールエディタで作成した正規化ルールをバックアップします。

17

admrrimport

admrrexportコマンドで出力した正規化ルール定義エクスポートファイルをインポートします。

監査ログ収集対象サーバのコマンド一覧

監査ログ収集対象サーバで使用できるコマンドの一覧を次の表に示します。

表12‒2 監査ログ収集対象サーバで使用できるコマンド一覧

項番

分類

コマンド名

機能

1

監査ログ収集対象サーバのセットアップ

admagtinstall

監査ログ収集対象サーバのセットアップに必要なファイルをインストールまたはアンインストールします。

2

admagtsetup

監査ログ専用イベントサーバの環境を作成または削除します。

3

UNIXシステムログ収集

admuxlogcol

監査対象であるUNIXのシステムログ情報ファイルを,統一ログフォーマットに変換して,UNIXログ変換ファイルに出力します。

このコマンドは,監査ログ収集対象のUNIXサーバで使用します。

4

クラスタ環境でのシステムの運用管理

admhasetup

監査ログ収集対象サーバがクラスタ構成の場合に,共有ディスク上の監査ログを監視するための環境を作成または削除します。