admrrexport(正規化ルールのバックアップ)
機能
正規化ルールエディタで作成した正規化ルールをバックアップします。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
形式
admrrexport [△-p△製品情報名[,製品情報名…]] [△-u] △-o△正規化ルール定義エクスポートファイル名称
コマンドを実行できるサーバ
-
JP1/Audit Management - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\convert\server\bin
引数
-p△製品情報名[,製品情報名…]
正規化ルール定義エクスポートファイルへ出力する製品情報名を指定します。コマンドを実行すると,オプションに指定された製品情報定義と,その製品情報定義に属する正規化ルール定義,およびサンプルメッセージを,正規化ルール定義エクスポートファイルに出力します。このオプションを指定するときは,次のことに注意してください。
-
製品情報名は最大100件指定できます。複数指定する場合は「,(半角コンマ)」で区切って指定してください。同じ製品情報名を複数回指定したときは,1回目の指定だけが有効となり,2回目以降の指定は無視して処理されます。
-
製品情報名に半角スペースが含まれる場合は,製品情報名ごとに「"」で囲んで指定してください。
-
このオプションを省略した場合は,定義されているすべての製品情報定義を出力します。
-u
-oオプションで指定したファイルがすでに存在している場合に,上書きして定義情報を出力するときに指定します。
このオプションの指定を省略し,-oオプションの指定値と同じファイルがすでに存在する場合はエラーとなり,戻り値として「11」を返します。
-o△正規化ルール定義エクスポートファイル名称
正規化ルール定義を出力するファイル名称をフルパスで指定します。ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のパスを指定するとエラーになります。指定したフォルダが存在しない場合,コマンド実行時に作成されます。正規化ルール定義エクスポートファイル名称は255バイト以内の文字列で指定してください。
注意事項
-
このコマンドを実行する前に,JP1/NETM/Audit - Manager Defineサービスを起動してください。
-
このコマンドは多重実行できません。多重実行を試みるとエラーになります。
-
このコマンドはadmrrimportコマンドが実行中の場合,実行できません。実行を試みるとエラーになります。
-
このコマンドは正規化ルールエディタが実行中の場合,実行できません。実行を試みるとエラーになります。
-
正規化ルールの定義が未完了で,一時的に保存している状態の製品情報や正規化ルールもバックアップ対象となります。
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドの処理が正常に終了しました。 |
1 |
コマンド引数の指定に誤りがあります。 |
2 |
コマンドの実行権限がありません。 |
3 |
同一マシン上で,すでにほかの正規化ルール管理コマンド,または正規化ルールエディタが実行されています。 |
9 |
JP1/NETM/Audit - Manager Defineサービスが停止しています。 |
10 |
指定された製品情報名が存在しないか,または同じ製品情報名が複数回指定されています。 |
11 |
指定した出力ファイルがすでに存在します。 |
99 |
その他のエラーが発生しました。 |