admdbstop(データベースの停止)
機能
データベースを停止します。
クラスタ環境のシステムで,系の切り替えやシステムの停止に使用するコマンドです。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
形式
admdbstop [△-y]
コマンドを実行できるサーバ
-
JP1/Audit Management - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\bin
引数
-y
確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。
この引数を省略した場合,コマンドを実行すると確認メッセージが表示され,メッセージに応答するまで処理が実行されません。実行する場合はYまたはyを,実行を中断する場合はNまたはnを入力してください。
注意事項
-
このコマンドは,対象となるサーバをクラスタ環境で運用している場合だけ使用してください。
-
このコマンドを実行する前にクラスタシステムに登録したJP1/Audit Management - ManagerのサービスのリソースとMicrosoft Internet Information Servicesのリソースをオフラインにしてください。JP1/Audit Management - Managerのサービスのリソースがオンライン中にこのコマンドを実行した場合,サービス動作中を示すメッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。
-
データベースが正常に停止したかどうかは,コマンドの実行後,イベントビューアに出力される,次に示すメッセージの内容を確認してください。
メッセージID
確認ポイント
KFPS01850-I
終了モード(「mode=」の部分)が「NORMAL」であれば正常に終了しています。
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドの処理が正常に終了しました。 |
1 |
コマンド引数の指定に誤りがあります。 |
2 |
コマンドの実行権限がありません。 |
3 |
同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。 |
4 |
ユーザによってコマンド実行が中断されました。 |
6 |
JP1/Audit Management - Managerのサービスが動作しています。 |
99 |
その他のエラーが発生しました。 |