admdbbackup(データベースのバックアップ)
機能
データベースのバックアップを取得します。また,実行結果ファイルに処理結果を出力します。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
形式
admdbbackup △-b△バックアップファイル名 [△-o△実行結果ファイル名] [△-y]
コマンドを実行できるサーバ
-
JP1/Audit Management - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\bin
引数
-b△バックアップファイル名
取得するバックアップファイル名をフルパスで指定します。
ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダにはバックアップデータを格納できません。また,十分な空き容量のあるディスクのパスを指定してください。
指定したファイルがすでに存在する場合,既存のファイルは上書きされます。また,指定したフォルダが存在しない場合,コマンド実行時に作成されます。
-o△実行結果ファイル名
実行結果ファイル名をフルパスで指定します。ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダには実行結果ファイルを格納できません。
実行結果ファイルは,処理の実行結果を出力するためのファイルです。バックアップをいつ取得したかを確認できます。
指定したファイルがすでに存在する場合,既存のファイルは上書きされます。また,指定したフォルダが存在しない場合,コマンド実行時に作成されます。
この引数を省略した場合,JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\db\backup\backup.logが実行結果ファイル名として設定されます。
-y
確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。
この引数を省略した場合,コマンドを実行すると確認メッセージが表示され,メッセージに応答するまで処理が実行されません。実行する場合はYまたはyを,実行を中断する場合はNまたはnを入力してください。
注意事項
-
このコマンドを実行する前にJP1/Audit Management - ManagerのサービスとWorld Wide Web Publishing Serviceサービスを停止してください。JP1/Audit Management - Managerのサービスの動作中にコマンドを実行した場合,サービス動作中を示すメッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。停止するJP1/Audit Management - Managerのサービスの詳細は「10.1.1 データベースマネージャの起動方法」の手順1を参照してください。
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このコマンドの実行時間は,データベースのサイズと格納されているデータ量に依存します。
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドの処理が正常に終了しました。 |
1 |
コマンド引数の指定に誤りがあります。 |
2 |
コマンドの実行権限がありません。 |
3 |
同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。 |
4 |
ユーザによってコマンド実行が中断されました。 |
6 |
JP1/Audit Management - Managerのサービスが動作しています。 |
99 |
その他のエラーが発生しました。 |