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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


admstdel(監査ログの統計情報削除)

〈このページの構成〉

機能

監査ログ管理データベースに格納されている監査ログの統計情報を削除します。Administrator権限を持つユーザで実行してください。

形式

admstdel {△-e△削除終了日 | △-d△保持日数}
         [△-y]

コマンドを実行できるサーバ

格納先フォルダ

JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\bin

引数

-e△削除終了日

ここで指定した日付までに監査ログ管理データベースに生成された監査ログの統計情報を削除します。日付は,YYYY=年,MM=月,DD=日として次の形式で指定します。

  • YYYY-MM

    指定した月の最終日の23時59分59秒までのデータを削除します。

  • YYYY-MM-DD

    指定した日の23時59分59秒までのデータを削除します。

なお,次の場合はエラーとなります。

  • 指定した日付が1900年01月01日〜9999年12月31日の範囲外の場合

  • 指定形式に誤りがある場合

-d△保持日数

コマンド実行日を含め,何日前までの監査ログの統計情報を保持したいか0〜366の整数で指定し,それより過去のデータを削除します。保持されるデータは,コマンド実行日を含め,さかのぼって指定した日数分のデータです。0を指定するとコマンド実行日以前のデータを削除します。

-y

確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。

この引数を省略した場合,コマンドを実行すると確認メッセージが表示され,メッセージに応答するまで処理が実行されません。実行する場合はYまたはyを,実行を中断する場合はNまたはnを入力してください。

注意事項

戻り値

戻り値

説明

0

コマンドの処理が正常に終了しました。

1

コマンド引数の指定に誤りがあります。

2

コマンドの実行権限がありません。

3

同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。

4

ユーザによってコマンド実行が中断されました。

99

その他のエラーが発生しました。