5.3.2　デバッグ時に組み合わせて使用する機能一覧

デバッグ実行時の中断設定

デバッグタスクの実行方法を，次の2つから選択できます。

• 1ステップずつ中断しないで実行する

  通常のタスクの実行と同様に，デバッグタスクの処理を中断することなく実行します。デバッグタスクの実行結果を確認して，フローの中で問題のあるステップを特定できます。

• 1ステップずつ中断して実行する

  デバッグタスクを，1ステップずつ中断しながら実行します。そのため，プロパティの値や部品の戻り値などを1ステップずつ確認しながら，デバッグタスクの処理を進められます。

5.3.4　デバッグを開始する手順，5.3.7　ステップごとに中断しないでデバッグする流れ，5.3.8　ステップごとに中断してデバッグする流れ

フローの情報表示

デバッグタスクのフローを次の2通りの方法で表示できます。

• フロー表示

  サービステンプレートデバッグビューおよび［タスク］画面で，すべての階層におけるフローの遷移やステップの状態を確認できます。

• フローツリー表示

  サービステンプレートデバッグビューで，フローの階層をツリー形式で確認できます。 また，各フローの階層に中断中のステップがあるかどうかを確認できます。

  ［タスク］画面からも，フローの階層をツリー形式で確認できます。

5.3.24　デバッグタスクのフロー表示について，5.3.25　デバッグタスクのフローツリー表示について，5.4　デバッグタスクを管理する

タスクログの表示

サービステンプレートデバッグビューの［タスクログ］タブに，タスクログを常に表示できます。タスクログは自動更新できます。

5.4.4　デバッグタスクのタスクログを確認する手順

プロパティマッピングの設定の確認

部品のプロパティの値およびプロパティマッピングの設定を，［デバッグ］ビューに表示できます。サービステンプレートデバッグビューの［プロパティ一覧］タブに表示されるサービスプロパティの値と併せて参照して，プロパティマッピングが正しく設定されているかを確認できます。

5.3.16　デバッグ時にプロパティマッピングの設定を確認する手順

ステップの情報変更^※

部品のプロパティや戻り値を，任意の値に変更できます。

• 部品の処理を実行する前にステップを中断して，入力プロパティの値を変更できます。

• 部品の処理を実行したあとにステップを中断して，出力プロパティの値や戻り値を変更できます。

5.3.17　デバッグ時に部品の入力プロパティの値を変更する手順，5.3.18　デバッグ時に部品の出力プロパティの値を変更する手順，5.3.19　デバッグ時に部品の戻り値を変更する手順

部品の処理のスキップ^※

部品の処理を実行しないで，ステップの実行が終了したものとして処理できます。

5.3.12　デバッグ時に部品の処理をスキップする手順

タスクのリトライ

デバッグタスクが失敗した場合に，次の2つの方法でリトライできます。

• 失敗したステップからリトライ

  失敗したステップからもう一度実行できます。

• 失敗した次のステップからリトライ

  失敗したステップを正常終了したものとして処理し，次のステップから実行できます。

5.3.13　デバッグ時に失敗したステップからリトライする手順，5.3.14　デバッグ時に失敗した次のステップからリトライする手順

デバッグタスクの管理

デバッグタスクに対して，次のことができます。

• すべてのデバッグタスクの一覧表示

• デバッグタスクの実行停止

• デバッグタスクの強制停止

• デバッグタスクの削除

5.4　デバッグタスクを管理する