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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


5.3.16 デバッグ時にプロパティマッピングの設定を確認する手順

デバッグ時に,サービスプロパティの値と部品プロパティの値が設計したとおりにマッピングされているかを確認します。

[デバッグ]ビューおよびサービステンプレートデバッグビューの[プロパティ一覧]タブを参照して,マッピング設定している部品プロパティとサービスプロパティに,同じ値が指定されているかを確認できます。

デバッグ実行中に,マッピングの設定を確認する場合は,次のタイミングでプロパティの値を確認してください。

図5‒6 プロパティマッピングの設定を確認する画面

[図データ]

部品のプロパティマッピングの設定を確認するには:

  1. [フロー]ビューで,部品プロパティの値を確認したいステップを選択します。

    [デバッグ]ビューに,選択したステップの入力プロパティおよび出力プロパティが表示されます。

  2. サービステンプレートデバッグビュー下部の,[プロパティ一覧]タブをクリックします。

    サービスプロパティの値が表示されます。

  3. [デバッグ]ビューで,マッピング設定を確認したい部品プロパティのマッピングパラメータ列を参照し,マッピングされているサービスプロパティを確認します。

  4. 手順3で確認したサービスプロパティを,[プロパティ一覧]タブのプロパティキー列から探します。

  5. [デバッグ]ビューおよび[プロパティ一覧]ビューを相互に参照します。部品プロパティのプロパティ値列と,マッピングされているサービスプロパティのプロパティ値列に,同じ値が表示されているかを確認します。

    設計とは異なるサービスプロパティがマッピングされている場合や,表示されている値に問題がある場合,サービステンプレート編集ビューで修正します。

    プロパティマッピングが正しく設定された場合の部品の処理や,設計とは異なる値を指定したときの後続ステップの処理やフローの遷移を確認したい場合は,部品プロパティの値を変更します。

ポイント

[デバッグ]ビューおよび[プロパティ一覧]タブでは,プロパティの種類が,次のようなアイコンで表示されます。

[図データ]アイコン

入力プロパティを示します。

[図データ]アイコン

出力プロパティを示します。

[図データ]アイコン

変数を示します。

注意事項

繰り返し実行部品のプロパティ「foreachMode」で「parallel」を指定している場合,並行して実行されている繰り返し実行フローの中で更新されたサービスプロパティの値は,[プロパティ一覧]タブに反映されません。

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