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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


5.3.18 デバッグ時に部品の出力プロパティの値を変更する手順

デバッグ時に,部品の出力プロパティの値を変更します。部品の処理を実行またはスキップしたあと,出力プロパティを任意の値に変更して,異なるプロパティの値が出力されたときの,後続ステップの処理やフローの遷移を確認できます。

なお,出力プロパティの値を変更できるのは,デバッグの設定で[1ステップずつ中断する]を選択している場合だけです。

出力プロパティの値を変更する方法は,部品の処理を実行する場合とスキップする場合で異なります。

デバッグ時に出力プロパティの値を変更するには(部品の処理を実行する場合):

  1. [フロー]ビューで,状態が中断中になっているステップを選択します。

  2. [デバッグ]ビューの[実行設定]リストボックスで,[部品の処理を実行する]を選択します。

  3. [部品の処理後に中断する]チェックボックスをチェックします。

  4. [再開]ボタンをクリックします。

    部品の処理が実行されたあと,ステップが中断されます。

  5. [デバッグ]ビューで,出力プロパティに任意の値を指定します。

  6. [再開]ボタンをクリックします。

デバッグ時に出力プロパティの値を変更するには(部品の処理をスキップする場合):

  1. [フロー]ビューで,状態が中断中になっているステップを選択します。

  2. [デバッグ]ビューの[実行設定]リストボックスで,[部品の処理を実行しない]を選択します。

  3. [デバッグ]ビューで,出力プロパティに任意の値を指定します。

  4. [再開]ボタンをクリックします。

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