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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


5.3.23 部品プロパティの値の改行コードについて(ステップ実行の中断時)

デバッグ実行時に,ステップが中断したタイミングで,部品プロパティの値に使用する改行コードを,ステップ単位に指定できます。 部品の接続先の機器のOSに合わせて,運用時と同じ改行コードを指定できます。

サービス,部品のプロパティは,CR+LFを2文字として扱います。そのため,改行コードによって部品の出力結果の文字数が変化し,制限値(1,024文字)を超えた場合,プロパティの値として反映される値が変化することがあります。このとき,運用時と同じ改行コードを指定すると,プロパティの値が変化することを防げます。

改行コードは,[デバッグ]ビューで,「CR」,「LF」,および「CRLF」から選択できます。 ステップ実行を再開すると,ステップ内のすべての部品プロパティの改行コードが,選択した改行コードに変更されます。 デフォルトでは,現在のプロパティの値に含まれている改行コードが指定されます。 複数の改行コードが混在する場合は,部品のプロパティの定義順で,最初の改行コードが指定されます。 部品プロパティの値に改行コードが含まれない場合は,「CRLF」が指定されます。

なお,部品プロパティの値に改行コードが含まれない場合は,改行コードの指定は不要です。