JP1/Advanced Shell
デバッガのコマンドを次の表に示します。各コマンドは短縮形で実行できます。
表6-1 デバッガのコマンド
コマンド名 機能 コマンドの短縮形 マニュアルの参照先 break ブレークポイントを設定します。 b 6.2.4 cd ディレクトリを移動します。 cd 6.2.24 continue 継続実行をします。 c 6.2.9 delete ブレークポイント・ウォッチポイントを削除します。 d 6.2.6 exec ログインシェルを起動します。 ex 6.2.25 finish 関数を実行します。 f 6.2.10 help ヘルプを表示します。 h 6.2.26 info breakpoints ブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示します。 i b 6.2.14 info coverage デバッグ途中のカバレージ情報を表示します。 i c 6.2.15 info functions 関数情報を表示します。 i f 6.2.16 info jobsteps ジョブステップ情報を表示します。 i j 6.2.17 info signals シグナル情報を表示します。 i si 6.2.18 info variables 変数情報を表示します。 i v 6.2.19 kill ジョブ定義スクリプトを終了します。 k 6.2.3 list ソースファイルを表示します。 l 6.2.23 next 関数内で停止しないで逐次実行をします。 n 6.2.8 変数の値を表示します。 p 6.2.21 quit デバッガを終了します。 q 6.2.1 return 関数を終了します。 ret 6.2.11 run ジョブ定義スクリプトを実行します。 r 6.2.2 set 変数の値を設定します。 set 6.2.20 signal シグナルを送信します。 si 6.2.12 step 関数内も含んで逐次実行をします。 s 6.2.8 watch ウォッチポイントを設定します。 wa 6.2.5 where バックトレースを表示します。 whe 6.2.22 デバッガのコマンドを使用する場合,次の点に注意してください。
- 上の表にないコマンド名またはコマンドの短縮形をコマンドとして入力しないでください。
- 引数を指定できるコマンドで,引数の個数の上限を超えて指定しないでください。
- 引数を指定できないコマンドに引数を指定しないでください。
- デバッガの標準入力への入力文字数の上限は4,094バイトです。それ以上の文字を入力しないでください。
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