JP1/Advanced Shell
ジョブステップ情報を表示するコマンドは,info jobstepsコマンドです。info jobstepsコマンドの短縮形は"i j"です。info jobstepsコマンドの形式を次に示します。
info jobsteps[ ジョブステップ名]引数にジョブステップ名を指定すると,そのジョブステップ名とそれに対応するファイル名および行番号を表示します。引数を省略すると,すべてのジョブステップ名とそれに対応するファイル名および行番号を表示します。表示形式を次に示します。
Jobstep File:Line ジョブステップ名 ファイル名:行番号 …
- ジョブステップ名:定義されているジョブステップ名です。ジョブステップ名をASCIIコード順に並べて表示します。31バイトまで表示できます。ジョブステップ名の長さに合わせて調節し,カラムを合わせます。ジョブステップ名が省略されている場合,ジョブステップ名を<No name>と表示します。
- ファイル名:ジョブステップが定義されているジョブ定義スクリプトファイル名です。
- 行番号:ジョブステップが定義されている行番号です。
info jobstepsコマンドを実行した場合の動作を次に示します。
- info jobstepsコマンドの後ろに引数を指定しない場合
- すべてのジョブステップ名とそれに対応するファイル名および行番号を表示します。
- info jobstepsコマンドの後ろに引数を指定した場合
- ジョブステップ名が存在するときは,指定したジョブステップ名とそれに対応するファイル名および行番号を表示します。
- ジョブステップ名が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。
- 注意事項
- ジョブステップ情報はadshexecコマンド起動時に取り込んでいるため,runの実行前後に関係なく表示できます。
- 出力例
- ジョブステップ名とそれに対応するファイル名および行番号を表示します。
Jobstep File:Line step1 script1.ash:10 step2 script1.ash:30 step3 script2.ash:10
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