JP1/Advanced Shell

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


6.2.18 シグナル情報を表示する(info signalsコマンド)

シグナルの情報を表示するコマンドは,info signalsコマンドです。info signalsコマンドの短縮形は"i si"です。info signalsコマンドの形式を次に示します。

 
info signals[ シグナル名シグナル番号

引数にシグナル名またはシグナル番号を指定すると,対応するシグナルの情報を表示します。引数を省略すると,すべてのシグナルの情報を表示します。表示形式を次に示します。

 
Num  Signal       Stop  Print
シグナル番号   シグナル名  Yes/No   Yes/No
…
 

info signalsコマンドを実行した場合の動作を次に示します。

info signalsコマンドの後ろに引数を指定しない場合
すべてのシグナルの情報を表示します。

info signalsコマンドの後ろに引数を指定した場合
  • シグナル番号
    シグナル番号が存在するときは,指定した番号のシグナルの情報を表示します。
    シグナル番号が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。
  • シグナル名
    シグナル名が存在するときは,指定したシグナルの情報を表示します。
    シグナル名が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。
  • Stop
    Yes:Signalで示すシグナルを受信した場合に,実行中のジョブ定義スクリプトを停止します。
    No:Signalで示すシグナルを受信しても,実行中のジョブ定義スクリプトを停止しません。
    シグナル受信時の動作については,「3.9.2 シグナル受信時の動作【UNIX限定】」を参照してください。
  • Print
    Yes:Signalで示すシグナルを受信した場合に,シグナル受信のメッセージを表示します。
    No:Signalで示すシグナルを受信しても,シグナル受信のメッセージを表示しません。

注意事項
  • 番号の指定は0以上の整数に限定します。先頭に「+」は付けません。それ以外を入力した場合,エラーメッセージが出力されます。
  • 番号としてint型の範囲を超えた数値を指定した場合,int型の上限値に丸めて扱います。

出力例
シグナルの情報を表示します。
 
Num  Signal       Stop  Print
1    SIGHUP       No    No
2    SIGINT       Yes   Yes
 

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.