JP1/Advanced Shell
シグナルの情報を表示するコマンドは,info signalsコマンドです。info signalsコマンドの短縮形は"i si"です。info signalsコマンドの形式を次に示します。
info signals[ シグナル名| シグナル番号]引数にシグナル名またはシグナル番号を指定すると,対応するシグナルの情報を表示します。引数を省略すると,すべてのシグナルの情報を表示します。表示形式を次に示します。
Num Signal Stop Print シグナル番号 シグナル名 Yes/No Yes/No …
- シグナル番号:シグナル番号です。シグナル番号を昇順に並べて表示します。左詰めで2桁まで表示できます。
- シグナル名:シグナル名です。左詰めで11バイトまで表示できます。
info signalsコマンドを実行した場合の動作を次に示します。
- info signalsコマンドの後ろに引数を指定しない場合
- すべてのシグナルの情報を表示します。
- info signalsコマンドの後ろに引数を指定した場合
- シグナル番号
シグナル番号が存在するときは,指定した番号のシグナルの情報を表示します。
シグナル番号が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。
- シグナル名
シグナル名が存在するときは,指定したシグナルの情報を表示します。
シグナル名が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。
- Stop
Yes:Signalで示すシグナルを受信した場合に,実行中のジョブ定義スクリプトを停止します。
No:Signalで示すシグナルを受信しても,実行中のジョブ定義スクリプトを停止しません。
シグナル受信時の動作については,「3.9.2 シグナル受信時の動作【UNIX限定】」を参照してください。
Yes:Signalで示すシグナルを受信した場合に,シグナル受信のメッセージを表示します。
No:Signalで示すシグナルを受信しても,シグナル受信のメッセージを表示しません。
- 注意事項
- 番号の指定は0以上の整数に限定します。先頭に「+」は付けません。それ以外を入力した場合,エラーメッセージが出力されます。
- 番号としてint型の範囲を超えた数値を指定した場合,int型の上限値に丸めて扱います。
- 出力例
- シグナルの情報を表示します。
Num Signal Stop Print 1 SIGHUP No No 2 SIGINT Yes Yes
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