JP1/Advanced Shell
設定されているブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示するコマンドは,info breakpointsコマンドです。info breakpointsコマンドの短縮形は"i b"です。info breakpointsコマンドの形式を次に示します。
info breakpoints[ ブレークポイント・ウォッチポイント番号]引数にブレークポイントまたはウォッチポイントの番号を指定すると,対応するブレークポイントまたはウォッチポイントの情報を表示します。引数を省略すると,すべてのブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示します。表示形式を次に示します。
Num Type What 番号 breakpoint/watchpoint ファイル名:行番号/変数名 …
- 番号:ブレークポイント・ウォッチポイント番号です。左詰めで3桁まで表示できます。
- ファイル名:ジョブ定義スクリプトファイル名です。
- 行番号:ブレークポイントが設定されている行番号です。
- 変数名:watchコマンドで指定した変数名です。
info breakpointsコマンドを実行した場合の動作を次に示します。
- info breakpointsコマンドの後ろに引数を指定しない場合
- ブレークポイントまたはウォッチポイントが1つ以上設定されているときは,すべてのブレークポイントとウォッチポイントを表示します。
- ブレークポイントまたはウォッチポイントが1つも設定されていないときは,メッセージが出力されます。
- info breakpointsコマンドの後ろに引数を指定した場合
- ブレークポイント・ウォッチポイント番号
番号が存在するときは,指定した番号のブレークポイントまたはウォッチポイントの情報を表示します。
番号が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。
- 上記以外
エラーメッセージが出力されます。
- 注意事項
- 引数の番号は0以上の整数を入力してください。先頭に「+」は付けません。
- 番号の指定時にint型の範囲を超えた数値を入力した場合,int型の上限値に丸めて扱います。
- 出力例
- ブレークポイントとウォッチポイントを表示します。
Num Type What 1 breakpoint sample.ash:100 2 watchpoint rc
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