Cosminexus システム運用ガイド

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付録A トレース取得ポイントPRFトレース取得レベル

ここでは,トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベルについて説明します。

トレース取得ポイントは大きく分けて,J2EEサーバの開始・終了時でのトレース取得と,各機能レイヤでの処理中のトレース取得があります。

機能レイヤとトレース取得ポイントについて,次の図に示します。

図A-1 トレース取得ポイント(Webクライアント構成の場合)

[図データ]

図A-2 トレース取得ポイント(バッチアプリケーションを実行するシステムの場合)

[図データ]

図A-3 トレース取得ポイント(EJBクライアント/CORBAクライアント/OTMクライアント構成の場合)

[図データ]

トレース取得ポイントは,各機能レイヤ内でさらに詳細に分かれており,トレース取得ポイントによって,PRFトレース取得レベルが異なります。各機能レイヤの詳細なトレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについては,付録A.1〜付録A.15を参照してください。

参考
表A-1に示した機能レイヤのほか,Application Serverのプロセス,構成ソフトウェアおよび関連プログラムでも,PRFトレースが取得できるものがあります。
表A-1に示した以外でPRFトレースを取得できる機能レイヤとイベントIDの対応を,次の表に示します。

表A-2 表A-1に示した以外でPRFトレースを取得できる機能レイヤとイベントIDの対応

イベントID 機能レイヤ
0x9000〜0x90FF
  • Cosminexus Web Services - Base
0x9100〜0x91FF
  • uCosminexus TP1 Connector
  • TP1/Client/J
0x9200〜0x92FF
  • TP1/MQ Access
0x9300〜0x93FF
  • Cosminexus RM
0x9800〜0x9B6E
  • HCSCサーバ
0x9F00〜0x9FFF
  • uCosminexus Service Adapter for Object Access
0x9E00〜0x9EFF
  • uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow
0xA000〜0xA0FF
  • uCosminexus Service Adapter for Flat Files
 

なお,ここではトレース取得レベルが標準レベルと詳細レベルのトレース取得ポイントについて説明します。保守レベルは,障害発生時などの保守情報を取得するためのレベルのため,通常は収集する必要はありません。

<この節の構成>
付録A.1 CTMのトレース取得ポイント
付録A.2 リダイレクタのトレース取得ポイント
付録A.3 Webコンテナのトレース取得ポイント(リクエスト処理のトレース)
付録A.4 Webコンテナのトレース取得ポイント(セッショントレース)
付録A.5 Webコンテナのトレース取得ポイント(フィルタのトレース)
付録A.6 Webコンテナのトレース取得ポイント(セッションフェイルオーバ機能のトレース)
付録A.7 EJBコンテナのトレース取得ポイント
付録A.8 JNDIのトレース取得ポイント
付録A.9 JTAのトレース取得ポイント
付録A.10 DB Connector,JCAコンテナのトレース取得ポイント
付録A.11 RMIのトレース取得ポイント
付録A.12 OTSのトレース取得ポイント
付録A.13 標準出力/標準エラー出力/ユーザログのトレース取得ポイント
付録A.14 DIのトレース取得ポイント
付録A.15 バッチアプリケーション実行機能のトレース取得ポイント
付録A.16 J2EEサーバの開始・終了時のトレース取得ポイント