ここでは，RMIのトレース取得ポイントと，取得できるトレース情報について説明します。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，次の表に示します。

表A-56　RMIでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID	図中の番号※	トレース取得ポイント	レベル
0x8E01	1	スタブでのリクエスト送信処理の始まり	A
0x8E02	6	スタブでのレスポンス受信処理の終わり	A
0x8E03	2	クライアント側のリクエスト送信処理	A
0x8E04	5	クライアント側のレスポンス受信処理	A
0x8E05	3	サーバ側のリクエスト受信処理	A
0x8E06	4	サーバ側のレスポンス送信処理	A

（凡例）　　A：標準

注※

図A-35中の番号と対応しています。

RMIでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-35　RMIのトレース取得ポイント

●取得できるトレース情報

RMIで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-57　RMIで取得できるトレース情報

図中の番号※1	イベントID	レベル	取得できる情報
			インタフェース名	オペレーション名	オプション
1	0x8E01	A	インタフェース名	オペレーション名	−
2	0x8E03	A	−	−	−
3	0x8E05	A	−	−	−
4	0x8E06	A	−	−	−
5	0x8E04	A	−	−	−
6	0x8E02	A	インタフェース名※2	オペレーション名※2	−※2

（凡例）　　A：標準　　−：該当なし

注※1

図A-35中の番号と対応しています。

注※2

例外が発生した場合，インタフェース名およびオペレーション名は表示されません。また，オプションには発生した例外が表示されます。