Cosminexus　システム運用ガイド

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付録A.10　DB Connector，JCAコンテナのトレース取得ポイント

ここでは，DB ConnectorおよびJCAコンテナのトレース取得ポイントと，取得できるトレース情報について説明します。

コネクション関連のトレース取得ポイントには，ローカルトランザクションを使用する場合だけ取得できるものがあります。ここでは，トランザクションサポートレベルに関係なく取得できるトレース取得ポイントと，ローカルトランザクションを使用する場合だけ取得できるトレース取得ポイントの二つに分けて説明します。なお，ここでは，トランザクションサポートレベルに関係なく取得できるトレース取得ポイントを，「コネクション関連のトレース取得ポイント」と呼びます。

＜この項の構成＞
(1)　コネクション関連のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報
(2)　ローカルトランザクションを使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報
(3)　コネクションアソシエーションを使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報
(4)　コネクション自動クローズ機能を使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報
(5)　DB Connector for Cosminexus RMと連携する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報
(6)　ワーク管理を使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

(1)　コネクション関連のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

コネクション関連のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，イベントIDごとに，次の四つの表に示します。

　

ポイント
イベントID「0x8C41」については，「付録A.7　EJBコンテナのトレース取得ポイント」，および「付録A.9　JTAのトレース取得ポイント」を参照してください。

　

表A-41　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクション関連の処理実行時）1

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8B00 2 リソースアダプタからのコネクション取得要求呼び出し直後 B
0x8B01 5 リソースアダプタからのコネクション取得要求リターン直前 B
0x8B80 3 物理コネクション作成の呼び出し直前 B
0x8B81 4 物理コネクション作成のリターン直後 B
0x8B82 14 物理コネクション破棄の呼び出し直前 B
0x8B83 15 物理コネクション破棄のリターン直後 B
0x8C00 1 javax.sql.DataSource.getConnection()での，データベース接続の確立 処理開始 A
0x8C01 6 処理終了 A
0x8C02 1 javax.sql.DataSource.getConnection(String username, String password)での，データベース接続の確立 処理開始 A
0x8C03 6 処理終了 A
0x8C10 1 コネクションプールのクラスタ化機能使用時のjavax.sql.DataSource.getConnection()での，データベース接続の確立 処理開始 A
0x8C11 6 処理終了 A
0x8C12 1 コネクションプールのクラスタ化機能使用時のjavax.sql.DataSource.getConnection(String username, String password)での，データベース接続の確立 処理開始 A
0x8C13 6 処理終了 A
0x8C20 13 java.sql.Connection.close()での，ConnectionオブジェクトのデータベースとJDBCリソースの解除 処理開始 A
0x8C21 16 処理終了 A
0x8C22 11 java.sql.Connection.commit() 処理開始 B
0x8C23 12 処理終了 B
0x8C24 11 java.sql.Connection.rollback() 処理開始 B
0x8C25 12 処理終了 B
0x8C26 11 java.sql.Connection.rollback(Savepoint savepoint) 処理開始 B
0x8C27 12 処理終了 B
0x8C28 7 java.sql.Connection.createStatement() 処理開始 B
0x8C29 8 処理終了 B
0x8C2A 7 java.sql.Connection.createStatement(int resultSetType, int resultSetConcurrency) 処理開始 B
0x8C2B 8 処理終了 B
0x8C2C 7 java.sql.Connection.createStatement(int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) 処理開始 B
0x8C2D 8 処理終了 B
0x8C2E 7 java.sql.Connection.prepareCall(String sql) 処理開始 B
0x8C2F 8 処理終了 B
0x8C30 7 java.sql.Connection.prepareCall(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency) 処理開始 B
0x8C31 8 処理終了 B
0x8C32 7 java.sql.Connection.prepareCall(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) 処理開始 B
0x8C33 8 処理終了 B
0x8C34 7 java.sql.Connection.prepareStatement(String sql) 処理開始 B
0x8C35 8 処理終了 B
0x8C36 7 java.sql.Connection.prepareStatement(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8C37 8 処理終了 B
0x8C38 7 java.sql.Connection.prepareStatement(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8C39 8 処理終了 B
0x8C3A 7 java.sql.Connection.prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency) 処理開始 B
0x8C3B 8 処理終了 B
0x8C3C 7 java.sql.Connection.prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) 処理開始 B
0x8C3D 8 処理終了 B
0x8C3E 7 java.sql.Connection.prepareStatement(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8C3F 8 処理終了 B

（凡例）　　A：標準　　B：詳細

注※
図A-27中の番号と対応しています。

表A-42　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（java.sql.Statementインタフェースのメソッド実行時）2

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8C80 9 execute(String sql) 処理開始 B
0x8C81 10 処理終了 B
0x8C82 9 execute(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8C83 10 処理終了 B
0x8C84 9 execute(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8C85 10 処理終了 B
0x8C86 9 execute(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8C87 10 処理終了 B
0x8C88 9 executeBatch() 処理開始 B
0x8C89 10 処理終了 B
0x8C8A 9 executeQuery(String sql) 処理開始 B
0x8C8B 10 処理終了 B
0x8C8C 9 executeUpdate(String sql) 処理開始 B
0x8C8D 10 処理終了 B
0x8C8E 9 executeUpdate(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8C8F 10 処理終了 B
0x8C90 9 executeUpdate(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8C91 10 処理終了 B
0x8C92 9 executeUpdate(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8C93 10 処理終了 B

（凡例）　　B：詳細

注※
図A-27中の番号と対応しています。

表A-43　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（java.sql.PreparedStatementインタフェースのメソッド実行時）3

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8CC0 9 execute() 処理開始 B
0x8CC1 10 処理終了 B
0x8CC2 9 execute(String sql) 処理開始 B
0x8CC3 10 処理終了 B
0x8CC4 9 execute(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8CC5 10 処理終了 B
0x8CC6 9 execute(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8CC7 10 処理終了 B
0x8CC8 9 execute(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8CC9 10 処理終了 B
0x8CCA 9 executeBatch() 処理開始 B
0x8CCB 10 処理終了 B
0x8CCC 9 executeQuery() 処理開始 B
0x8CCD 10 処理終了 B
0x8CCE 9 executeQuery(String sql) 処理開始 B
0x8CCF 10 処理終了 B
0x8CD0 9 executeUpdate() 処理開始 B
0x8CD1 10 処理終了 B
0x8CD2 9 executeUpdate(String sql) 処理開始 B
0x8CD3 10 処理終了 B
0x8CD4 9 executeUpdate(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8CD5 10 処理終了 B
0x8CD6 9 executeUpdate(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8CD7 10 処理終了 B
0x8CD8 9 executeUpdate(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8CD9 10 処理終了 B

（凡例）　　B：詳細

注※
図A-27中の番号と対応しています。

表A-44　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（java.sql.CallableStatementインタフェースのメソッド実行時）4

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8D00 9 execute() 処理開始 B
0x8D01 10 処理終了 B
0x8D02 9 execute(String sql) 処理開始 B
0x8D03 10 処理終了 B
0x8D04 9 execute(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8D05 10 処理終了 B
0x8D06 9 execute(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8D07 10 処理終了 B
0x8D08 9 execute(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8D09 10 処理終了 B
0x8D0A 9 executeBatch() 処理開始 B
0x8D0B 10 処理終了 B
0x8D0C 9 executeQuery() 処理開始 B
0x8D0D 10 処理終了 B
0x8D0E 9 executeQuery(String sql) 処理開始 B
0x8D0F 10 処理終了 B
0x8D10 9 executeUpdate() 処理開始 B
0x8D11 10 処理終了 B
0x8D12 9 executeUpdate(String sql) 処理開始 B
0x8D13 10 処理終了 B
0x8D14 9 executeUpdate(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8D15 10 処理終了 B
0x8D16 9 executeUpdate(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8D17 10 処理終了 B
0x8D18 9 executeUpdate(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8D19 10 処理終了 B

（凡例）　　B：詳細

注※
図A-27中の番号と対応しています。

DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-27　DB Connector，JCAコンテナのトレース取得ポイント（コネクション関連）

[図データ]

●取得できるトレース情報

DB Connector，JCAコンテナで取得できるトレース情報について，次に示します。ここでは，図A-27の番号と対応づけて説明しています。

(2)　ローカルトランザクションを使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

ローカルトランザクションを使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報トレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，次の表に示します。

表A-46　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（ローカルトランザクションの処理実行時）

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8C60 1 ローカルトランザクションの開始 処理開始 B
0x8C61 2 処理終了 B
0x8C62 3 ローカルトランザクションのコミット 処理開始 B
0x8C63 4 処理終了 B
0x8C64 3 ローカルトランザクションのロールバック 処理開始 B
0x8C65 4 処理終了 B

（凡例）　　B：詳細

注※
図A-28中の番号と対応しています。

トレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-28　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（ローカルトランザクション関連）

[図データ]

●取得できるトレース情報

取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-47　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（ローカルトランザクションの処理実行時）

図中の番号※1 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8C60 B − − −
2 0x8C61 B − − ※2
3 0x8C62 B − − −
0x8C64 B − − −
4 0x8C63 B − − ※2
0x8C65 B − − ※2

（凡例）　　B：詳細　　−：該当なし

注※1
図A-28中の番号と対応しています。

注※2
正常に処理された場合，入り口時刻が表示されます。
例外が発生した場合，入り口時刻および例外が表示されます。

(3)　コネクションアソシエーションを使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

コネクションアソシエーションを使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，次の表に示します。

表A-48　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクションアソシエーションの処理実行時）

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8C40 1 コネクションアソシエーション機能によって，論理コネクションに対する物理コネクションが差し替えられた時 A

（凡例）　　A：標準

注※
図A-29中の番号と対応しています。

トレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-29　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクションアソシエーション関連）

[図データ]

●取得できるトレース情報

取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-49　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクションアソシエーション処理実行時）

図中の番号※ イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8C40 A コネクションID（コネクションアソシエーション機能によって差し替えられた先の物理コネクションのコネクションID） − −

（凡例）　　A：標準　　−：該当なし

注※
図A-29中の番号と対応しています。

(4)　コネクション自動クローズ機能を使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

コネクション自動クローズ時のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，次の表に示します。

表A-50　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクション自動クローズ時）

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8B84 1 コネクション自動クローズ機能によるクローズ処理呼び出し直後 B
0x8B82 2 物理コネクション破棄の呼び出し直前 B
0x8B83 3 物理コネクション破棄のリターン直後 B
0x8B85 4 コネクション自動クローズ機能によるクローズ処理リターン直前 B

（凡例）　　B：詳細

注※
図A-30中の番号と対応しています。

トレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-30　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクション自動クローズ時）

[図データ]

●取得できるトレース情報

取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-51　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（コネクション自動クローズ時）

図中の番号※1 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8B84 B コネクションID − −
2 0x8B82 B − − −
3 0x8B83 B − − ※2
4 0x8B85 B − − 入り口時刻

（凡例）　　B：詳細　　−：該当なし

注※1
図A-30中の番号と対応しています。

注※2
正常に処理された場合，入り口時刻が表示されます。
例外が発生した場合，入り口時刻および例外が表示されます。

(5)　DB Connector for Cosminexus RMと連携する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

DB Connector for Cosminexus RMと連携する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

なお，DB Connector for Cosminexus RMでは，DB Connectorを使用してデータベースに接続しています。そのためDB Connector for Cosminexus RM利用時にはDB Connectorのトレースポイントも取得します。JDBCコネクションの生成物（java.sql.Statementなど）は，DB Connectorと同じトレース取得ポイントになります。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，次の表に示します。

表A-52　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（DB Connector for Cosminexus RM連携時）

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8D60 1 DB Connector for Cosminexus RM利用時のjavax.sql.DataSource.getConnection()でのデータベース接続の確立 処理開始 A
0x8D61 2 処理終了 A
0x8D62 1 DB Connector for Cosminexus RM利用時のjavax.sql.DataSource.getConnection(String username, String password)での，データベース接続の確立 処理開始 A
0x8D63 2 処理終了 A
0x8D80 5 DB Connector for Cosminexus RM利用時のjava.sql.Connection.close()での，ConnectionオブジェクトのデータベースとJDBCリソースの解除 処理開始 A
0x8D81 6 処理終了 A
0x8D82 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.createStatement() 処理開始 B
0x8D83 4 処理終了 B
0x8D84 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.createStatement(int resultSetType, int resultSetConcurrency) 処理開始 B
0x8D85 4 処理終了 B
0x8D86 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.createStatement(int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) 処理開始 B
0x8D87 4 処理終了 B
0x8D88 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareCall(String sql) 処理開始 B
0x8D89 4 処理終了 B
0x8D8A 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時の(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency) 処理開始 B
0x8D8B 4 処理終了 B
0x8D8C 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareCall(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) 処理開始 B
0x8D8D 4 処理終了 B
0x8D8E 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareStatement(String sql) 処理開始 B
0x8D8F 4 処理終了 B
0x8D90 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareStatement(String sql, int autoGeneratedKeys) 処理開始 B
0x8D91 4 処理終了 B
0x8D92 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareStatement(String sql, int[] columnIndexes) 処理開始 B
0x8D93 4 処理終了 B
0x8D94 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency) 処理開始 B
0x8D95 4 処理終了 B
0x8D96 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency, int resultSetHoldability) 処理開始 B
0x8D97 4 処理終了 B
0x8D98 3 DB Connector for Cosminexus RM利用時のConnection.prepareStatement(String sql, String[] columnNames) 処理開始 B
0x8D99 4 処理終了 B

（凡例）　　A：標準　　B：詳細

注※
図A-31中の番号と対応しています。

トレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-31　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（DB Connector for Cosminexus RM連携時）

[図データ]

●取得できるトレース情報

取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-53　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（DB Connector for Cosminexus RM連携時）

図中の番号※1 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8D60 A − − −
2 0x8D61 A コネクションID − ※2
1 0x8D62 A − − −
2 0x8D63 A コネクションID − ※2
5 0x8D80 A コネクションID − −
6 0x8D81 A − − ※2
3 0x8D82 B − − −
4 0x8D83 B − − ※2
3 0x8D84 B − − −
4 0x8D85 B − − ※2
3 0x8D86 B − − −
4 0x8D87 B − − ※2
3 0x8D88 B − − SQL文
4 0x8D89 B − − ※2
3 0x8D8A B − − SQL文
4 0x8D8B B − − ※2
3 0x8D8C B − − SQL文
4 0x8D8D B − − ※2
3 0x8D8E B − − SQL文
4 0x8D8F B − − ※2
3 0x8D90 B − − SQL文
4 0x8D91 B − − ※2
3 0x8D92 B − − SQL文
4 0x8D93 B − − ※2
3 0x8D94 B − − SQL文
4 0x8D95 B − − ※2
3 0x8D96 B − − SQL文
4 0x8D97 B − − ※2
3 0x8D98 B − − SQL文
4 0x8D99 B − − ※2

（凡例）　　A：標準　　B：詳細　　−：該当なし

注※1
図A-31中の番号と対応しています。

注※2
正常に処理された場合，入り口時刻が表示されます。
例外が発生した場合，入り口時刻および例外が表示されます。

(6)　ワーク管理を使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

Connector1.5に準拠したリソースアダプタでワーク管理を使用する場合のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

●トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID，トレース取得ポイント，およびPRFトレース取得レベルについて，次の表に示します。

表A-54　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（ワーク管理を使用する場合）

イベントID 図中の番号※ トレース取得ポイント レベル
0x8B86 1 javax.resource.spi.work.WorkManagerのメソッドの呼び出し直後 A
0x8B88 2 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドの呼び出し直前 B
0x8B89 3 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドのリターン直後 B
0x8B88 4 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドの呼び出し直前 B
0x8B89 5 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドのリターン直後 B
0x8B87 6 javax.resource.spi.work.WorkManagerのメソッドのリターン直前 A
0x8B88 7 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドの呼び出し直前 B
0x8B89 8 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドのリターン直後 B
0x8B87 9 javax.resource.spi.work.WorkManagerのメソッドのリターン直前 A
0x8B8A 10 javax.resource.spi.work.Workのメソッド呼び出し直前 A
0x8B8B 11 javax.resource.spi.work.Workのメソッドのリターン直後 A
0x8B88 12 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドの呼び出し直前 B
0x8B89 13 javax.resource.spi.work.WorkListenerのメソッドのリターン直後 B
0x8B87 14 javax.resource.spi.work.WorkManagerのメソッドのリターン直前 A

（凡例）　　A：標準　　B：詳細

注※
図A-32〜図A-34中の番号と対応しています。

トレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-32　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（scheduleWork()呼び出し時）

[図データ]

図A-33　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（startWork()呼び出し時）

[図データ]

図A-34　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（doWork()呼び出し時）

[図データ]

●取得できるトレース情報

取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-55　DB Connector，JCAコンテナでのトレース取得ポイントの詳細（ワーク管理を使用する場合）

図中の番号※1 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8B86 A Workのクラス名 メソッド名 リソースアダプタの表示名
2 0x8B88 B Workのクラス名 メソッド名 リソースアダプタの表示名※2
3 0x8B89 B Workのクラス名 メソッド名 ※3
4 0x8B88 B Workのクラス名 メソッド名 リソースアダプタの表示名※2
5 0x8B89 B Workのクラス名 メソッド名 ※3
6 0x8B87 A Workのクラス名 メソッド名 ※3
7 0x8B88 B Workのクラス名 メソッド名 リソースアダプタの表示名※2
8 0x8B89 B Workのクラス名 メソッド名 ※3
9 0x8B87 A Workのクラス名 メソッド名 ※3
10 0x8B8A A Workのクラス名 メソッド名 リソースアダプタの表示名
11 0x8B8B A Workのクラス名 メソッド名 ※3
12 0x8B88 B Workのクラス名 メソッド名 リソースアダプタの表示名※2
13 0x8B89 B Workのクラス名 メソッド名 ※3
14 0x8B87 A Workのクラス名 メソッド名 ※3

（凡例）　　A：標準　　B：詳細

注※1
図A-32〜図A-34中の番号と対応しています。

注※2
アプリケーションに含まれているリソースアダプタの場合，「アプリケーション名:リソースアダプタの表示名」と表示されます。

注※3
正常に処理された場合，入り口時刻が表示されます。
例外が発生した場合，入り口時刻および例外が表示されます。

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