Cosminexus システム運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録A.1 CTMのトレース取得ポイント

ここでは,CTMでのトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。

トレース取得ポイントPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表A-3 CTMでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x1101 21 OTMゲートウェイからのリクエスト送信直前 A
0x1102 22 OTMゲートウェイからのレスポンス受信直前 A
0x1301 4 EJBレギュレータからのリクエスト送信直前 A
0x1302 13 EJBレギュレータへのレスポンス受信直後 A
0x1401 1 CTM内のCreateメソッドの入り口 A
0x1402 2 CTM内のCreateメソッドの出口 A
0x1403 5 EJBレギュレータからのリクエスト受信直後 A
0x1404 8 CTMからJ2EEサーバへのリクエスト送信直前 A
0x1405 9 CTMでの,J2EEサーバからのリクエスト受信直後 A
0x1406 12 CTMからEJBレギュレータへのレスポンス送信直前 A
0x2002 23 OTMクライアントからのリクエスト受信直前 A
0x2003 24 OTMクライアントからのレスポンス受信直前 A
0x2101 3 EJBクライアントからのリクエスト受信直後 A
0x2102 14 EJBクライアントへのレスポンス送信直前 A
0x2103 15 CTM内のRemoveメソッドの入り口 A
0x2104 16 CTM内のRemoveメソッドの出口 A
0x3000 6 リクエストをキューイングする直前 A
0x3001 7 キューからリクエストを取り出した直後 A
0x3002 17 他CTMへのリクエスト送信直前 A
0x3003 18 他CTMからのリクエスト受信直後 A
0x3004 10 リクエスト応答をキューイングする直前 B
0x3005 11 キューからリクエスト応答を取り出した直後 B
0x3006 19 他CTMへのリクエスト応答送信直前 A
0x3007 20 他CTMからのリクエスト応答受信直後 A
0x3008 サーバ状態変更時に取得されます。
(リクエスト処理中には取得されません)
B

(凡例)  A:標準  B:詳細  −:該当なし

注※
図A-4〜図A-7中の番号と対応しています。

CTMでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図A-4 CTMのトレース取得ポイント

[図データ]

ほかのCTMと連携している場合は,次の図に示す場所でもトレース情報を取得します。上記の図とあわせて参照してください。なお,この図では,ほかのCTMと連携している個所だけを取り上げています。

図A-5 CTMのトレース取得ポイント(他CTMと連携している場合)

[図データ]

また,OTMゲートウェイまたはORBゲートウェイを使用する場合は,次の図に示す場所でもトレース情報を取得します。上記の図とあわせて参照してください。なお,この図では,ほかのCTMと連携している個所だけを取り上げています。

図A-6 CTMのトレース取得ポイント(OTMゲートウェイを使用する場合)

[図データ]

図A-7 CTMのトレース取得ポイント(ORBゲートウェイを使用する場合)

[図データ]

取得できるトレース情報

CTMで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表A-4 CTMで取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x1401 A リモートインタフェース名 メソッド名
2 0x1402 A リモートインタフェース名 メソッド名 内部情報
3 0x2101 A リモートインタフェース名 メソッド名
4 0x1301 A リモートインタフェース名 メソッド名
5 0x1403 A リモートインタフェース名 メソッド名
6 0x3000 A
7 0x3001 A 内部情報
8 0x1404 A リモートインタフェース名 メソッド名 内部情報
9 0x1405 A リモートインタフェース名 メソッド名 内部情報
10 0x3004 B
11 0x3005 B 内部情報
12 0x1406 A リモートインタフェース名 メソッド名
13 0x1302 A リモートインタフェース名 メソッド名
14 0x2102 A リモートインタフェース名 メソッド名
15 0x2103 A リモートインタフェース名 メソッド名
16 0x2104 A リモートインタフェース名 メソッド名
17 0x3002 A
18 0x3003 A
19 0x3006 A
20 0x3007 A
21 0x1101 A リモートインタフェース名 メソッド名
22 0x1102 A リモートインタフェース名 メソッド名
23 0x2002 A リモートインタフェース名 メソッド名
24 0x2003 A リモートインタフェース名 メソッド名
0x3008 B 内部情報

(凡例)  A:標準  B:詳細  −:該当なし

注※
図A-4〜図A-7中の番号と対応しています。