Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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8.1 システム運用の流れ

通信サーバfor Billerのシステム運用の流れを次に示します。ファイル初期化については,ロウ論理ボリュームを変更した場合には必ず実行します。状態表示については,通信サーバfor Billerの起動中,停止時に関係なく,必要に応じていつでも実行できます。各手順については,図中に示した個所を参照してください。

図8-1 システム運用の流れ

[図データ]

注意
収納業務プログラムは,収納機関サービスの起動コマンド(hmpnsvopen)の実行前に起動している必要があります。

システム運用の流れ
通常のシステム運用の流れについて説明します。
  1. ファイル初期化
    通信サーバfor Billerを起動する前に,ファイル初期化を実行します。ファイル初期化については,「8.3.3 ファイル初期化」を参照してください。
  2. 通信サーバfor Billerの起動
    通信サーバfor Billerを起動します。起動方法については,「8.2.2 通信サーバfor Billerの起動」を参照してください。なお,HA構成の場合は「8.2.8 HA構成の場合の起動と停止」,クラスタ構成の場合は「8.2.9 クラスタ構成の場合の起動と停止」を参照してください。
  3. 収納機関サービスの起動
    収納機関サービスを起動します。起動方法については,「8.2.3 収納機関サービスの起動」を参照してください。
  4. 通信サーバfor Billerの開局
    MPNセンタとのオンライン処理を開始するために,通信サーバfor Billerを開局します。開局方法については,「8.2.4 通信サーバfor Billerの開局」を参照してください。
  5. 収納カウンタ情報取得
    MPNセンタが保有している収納カウンタ情報をオンラインで取得します。必要に応じて実行してください。収納カウンタ情報取得については,「8.3.2 収納カウンタ情報取得」を参照してください。
  6. 収納機関サービスの停止
    収納機関サービスを停止します。停止方法については,「8.2.5 収納機関サービスの停止」を参照してください。
  7. 通信サーバfor Billerの閉局
    MPNセンタとのオンライン処理を終了するために,通信サーバfor Billerを閉局します。閉局方法については,「8.2.6 通信サーバfor Billerの閉局」を参照してください。
  8. 通信サーバfor Billerの停止
    通信サーバfor Billerを停止します。停止方法については,「8.2.7 通信サーバfor Billerの停止」を参照してください。なお,HA構成の場合は「8.2.8 HA構成の場合の起動と停止」,クラスタ構成の場合は「8.2.9 クラスタ構成の場合の起動と停止」を参照してください。

必要に応じて実行するシステム運用
必要に応じて実行するシステム運用について説明します。
  • 状態表示
    通信サーバfor Billerの構成の種類,起動状態,開閉局状態および収納機関ごとの収納機関サービスの状態を表示します。どの時点でも実行できます。状態表示については,「8.3.1 状態表示」を参照してください。
  • DBバッチ処理の運用
    DBバッチ処理の運用については,「8.4 DBバッチ処理の運用」を参照してください。