Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller
通信サーバfor Billerを起動する前に,OpenTP1およびHiRDBを起動しておいてください。
HiRDBの起動方法については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。また,OpenTP1の起動方法については,マニュアル「分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作」を参照してください。
通信サーバfor Billerを起動するには,次の方法があります。
自動起動とは,OpenTP1と連動して,OpenTP1の起動後に自動で起動することです。自動起動の場合は起動の操作は必要ありません。手動起動とは,コマンドを実行して起動することです。また,通信サーバシステム定義の「AUTO_START」および「AUTO_OPEN」に「AUTO」を指定することによって,通信サーバfor Billerの起動と連携して,収納機関サービスの起動および通信サーバfor Billerの開局処理ができます。
起動操作をすると,次の順序で通信サーバfor Billerの各プロセスが起動されます。
各プロセスについては,「1.5.1 通信サーバfor Billerのプロセス構造」を参照してください。
通信サーバシステム定義の「BL_AUTO_START」に「AUTO」が設定されている場合は,OpenTP1の起動時に自動で起動されます。
通信サーバシステム定義の「BL_AUTO_START」に「MANUAL」が設定されている場合は,手動で起動します。手動起動する場合は通信サーバfor Billerの起動コマンド(hmpnstart)を実行してください。また,OpenTP1の障害などで通信サーバfor Billerが障害停止した場合,強制起動してください。
表8-1 強制起動後の通信サーバfor Billerの開閉局状態(-Fの場合)
障害停止時 | 強制起動後 | |
---|---|---|
開閉局状態 | 自動開局定義(AUTO_OPEN) | 開閉局状態 |
開局中 | MANUAL | 閉局中 |
AUTO | 開局中※ | |
開局処理中 | MANUAL | 閉局中 |
AUTO | 開局中※ | |
閉局処理中 | MANUAL | 閉局中 |
AUTO | 開局中※ | |
閉局中 | MANUAL | 閉局中 |
AUTO | 開局中※ |
表8-2 強制起動後の通信サーバfor Billerの開閉局状態(-Rの場合)
障害停止時 | 強制起動後 | |
---|---|---|
開閉局状態 | 自動開局定義(AUTO_OPEN) | 開閉局状態 |
開局中 | MANUAL | 開局中 |
AUTO | ||
開局処理中 | MANUAL | |
AUTO | ||
閉局処理中 | MANUAL | 閉局中 |
AUTO | ||
閉局中 | MANUAL | |
AUTO |
通信サーバfor Billerの自動開局および手動開局については,「8.2.4 通信サーバfor Billerの開局」を参照してください。また,通信サーバfor Billerの起動コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnstart(通信サーバfor Billerの起動)」を参照してください。
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