Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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8.2.3 収納機関サービスの起動

収納機関サービスの起動とは,収納機関の収納サービスを開始するための操作です。なお,収納業務プログラムは,収納機関サービスの起動コマンド(hmpnsvopen)の実行前に起動しておいてください。収納機関サービスの起動には次の方法があります。

自動起動とは,プロセス起動後に自動で起動することです。自動起動の場合は起動の操作は必要ありません。手動起動とは,コマンドを実行して起動することです。起動すると,業務系SPPが起動されます。

注意
業務系SPPの起動に失敗した場合でも,通信サーバシステム定義の「AUTO_OPEN」に「AUTO」が設定されていると,通信サーバfor Billerが自動開局されます。通信サーバfor Billerの自動開局については,「8.2.4(1) 自動開局」を参照してください。
<この項の構成>
(1) 自動起動
(2) コマンドによる手動起動

(1) 自動起動

通信サーバシステム定義の収納機関別に指定する「AUTO_START」に「AUTO」が設定されている場合は,プロセス起動時に収納機関サービスが自動起動されます。

通信サーバシステム定義については,「4.4 通信サーバシステム定義」を参照してください。

(2) コマンドによる手動起動

通信サーバシステム定義の「AUTO_START」に「MANUAL」が設定されている場合は,手動で起動します。

手動起動する場合は,収納機関サービスの起動コマンド(hmpnsvopen)のオプションに「-a」または「-s」を指定して実行してください。

収納機関サービスの起動コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnsvopen(収納機関サービスの起動)」を参照してください。