Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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hmpnstart(通信サーバfor Billerの起動)

形式

hmpnstart [[-F]|[-R]]

機能

通信サーバfor Billerを起動します。共通ソフトウェアも,通信サーバfor Billerの起動処理中に起動されます。

次のような場合は,必ず強制起動してください。

強制起動のオプションは,停止時の開閉局状態を引き継いで起動する場合と,開閉局状態を引き継がない場合で異なります。

オプション

-F

障害停止時の収納機関サービスの状態および開閉局状態を引き継がずに,通信サーバfor Billerを強制起動する場合に指定します。

クラスタ構成で,自動開局定義に「AUTO」を指定している場合は,ほかの通信サーバがすべて停止している,または開局できる状態のときだけ開局処理を実行します。

-R

障害停止時の収納機関サービスの状態および開閉局状態を引き継いで強制起動する場合に指定します。

クラスタ構成で,ほかの通信サーバがすべて停止している場合は,開閉局状態が開局中または開局処理中の場合は開局処理を,閉局処理中の場合は閉局処理を実行します。ほかの通信サーバが起動中で,ほかの通信サーバで開閉局処理が実行されていない場合,開閉局状態が開局処理中の場合は開局処理を,閉局処理中の場合は閉局処理を実行します。

戻り値

0:正常終了

0以外:エラーリターン

注※
通信サーバfor Billerの起動コマンドでエラーリターンとなる条件を次に示します。
  • 通信サーバfor Billerの起動に失敗した場合
  • 通信サーバfor Billerの起動は成功したが,収納機関サービスの自動起動に失敗した場合
  • 通信サーバfor Billerの起動は成功したが,自動開局でMPNセンタとの開局に失敗した場合

注意