Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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8.2.5 収納機関サービスの停止

収納機関サービスの停止とは,収納機関の収納サービスを終了するための操作です。収納機関サービスの停止には,収納機関サービスの停止コマンド(hmpnsvclose)のオプションに「-a」または「-s」を指定して実行してください。また,指定した収納機関の収納機関サービスを強制停止する場合は「-F」を指定して実行してください。

収納機関サービスの予備閉局
収納機関サービスの予備閉局とは,指定した収納機関の照会サービスを受け付けず,消込サービスおよび取消サービスを受け付ける状態にすることです。予備閉局する収納機関は,オプションの指定によって異なります。
  • オプションに「-a -p」を指定した場合
    通信サーバシステム定義に定義してあるすべての収納機関サービスを予備閉局します。
  • オプションに「-s 収納機関コード -p」を指定した場合
    指定した収納機関の収納機関サービスを予備閉局します。
コマンドを実行すると,収納機関サービスの状態は「予備閉局中」になります。「予備閉局中」の状態を解除するには,収納機関サービスの起動コマンド(hmpnsvopen)を実行してください。また,予備閉局したあとに収納機関サービスの停止をするときは,収納機関サービスの停止コマンドを実行してください。
なお,クラスタ構成の場合,複数の通信サーバが起動しているため,予備閉局するときは,起動しているすべての通信サーバでコマンドを実行してください。
収納機関サービスの停止コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnsvclose(収納機関サービスの停止)」を参照してください。