JP1/IT Service Level Management

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5.1 JP1/ITSLMの導入

JP1/ITSLMを導入するには,インストール後にセットアップを実行して実行環境を作成したあと,実行環境にHTMLマニュアルを組み込む必要があります。

JP1/ITSLMの導入時の作業の流れを次の図に示します。

図5-1 JP1/ITSLMの導入時の作業の流れ

[図データ]

なお,導入済みのJP1/ITSLMをバージョンアップする場合は,次の手順で作業してください。

図5-2 導入済みのJP1/ITSLMをバージョンアップする作業の流れ

[図データ]

バージョンが09-50のJP1/ITSLMのデータをバックアップするときは,「7.1.1 定義ファイルのバックアップを取る」および「7.1.2 データベースのバックアップを取る」を参照してください。

バージョンが09-50のJP1/ITSLMのデータをリストアするときは,「7.1.3 定義ファイルをリストアする」および「7.1.4 データベースをリストアする」を参照してください。

導入済みのJP1/ITSLMをバージョンアップする場合は,手順のとおりJP1/ITSLM - Managerは2回セットアップが必要になります。1回目のセットアップではリストア準備が実行され,2回目のセットアップではデータベースの移行が実行されます。2回目のセットアップは,1回目のセットアップと同じコマンドライン引数,および同じオプションファイルの内容で実行してください。

バージョンアップが完了したら,次に示す画面の内容がバージョンアップ前と変わっていないことを確認してください。

バージョンアップ前と異なっている場合は,次の手順でインストールからやり直した上でセットアップを実行してください。

  1. インストール済みのJP1/ITSLMをアンインストールする。
  2. バージョンアップ前のバージョンのJP1/ITSLMをインストールする。
  3. バージョンアップ前に取得したバックアップデータをリストアする。
  4. 新しいバージョンのJP1/ITSLMを再度インストールする。
<この節の構成>
5.1.1 インストールする
5.1.2 JP1/ITSLM - Managerをセットアップする
5.1.3 JP1/ITSLM - URをセットアップする
5.1.4 HTMLマニュアルを組み込む
5.1.5 JP1/ITSLM - Managerをアンセットアップする
5.1.6 JP1/ITSLM - URをアンセットアップする
5.1.7 アンインストールする