JP1/IT Service Level Management
- OSのAdministratorsグループに属するユーザーアカウントであることを確認してください。
- セットアップの前に,セットアップの対象となるJP1/ITSLM - URをインストールしてください。
インストールについては,「5.1.1 インストールする」を参照してください。
- JP1/ITSLM - URをインストールしたホストのネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドを実行する。
実行するコマンドは次のとおりです。
JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmuripls
ネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmuripls(ネットワークインタフェース番号とIPアドレスの表示)」を参照してください。
- jslmuriplsコマンドを実行して確認した情報を基に,セットアップに必要なオプションファイルを作成する。
オプションファイルについては,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。
- 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。
オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。
- セットアップコマンドを実行する。
実行するセットアップコマンドは次のとおりです。
JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmursetup△オプションファイルの絶対パス
セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。
コマンドが正常に終了すれば,JP1/ITSLM - URのセットアップは完了です。
- JP1/ITSLM - URをセットアップしたホストでファイアウォールを設定している場合,セットアップ時に使用したオプションファイルの定義項目「ur_port」に指定したポート番号を開放してください。なお,オプションファイルの設定を変更する場合には,ファイアウォールの設定も変更する必要があります。
- JP1/ITSLM - URをセットアップしたホストの時刻を調整する場合は,すべてのJP1/ITSLM - ManagerおよびJP1/ITSLM - URを終了した上で実施してください。
JP1/ITSLM - URの時刻調整をする場合,JP1/ITSLM - Managerの時刻に合わせるように調整してください。時刻を調整した結果,JP1/ITSLM - URの時刻戻りが発生しても,JP1/ITSLM - URの起動に当たって時刻戻りが発生した分の時間経過を待つ必要はありません。ただし,JP1/ITSLM - URの時刻を戻した状態で監視対象サービスの監視を開始した場合,過去に監視した最後の時刻を超過するまで,JP1/ITSLM - URが取得するサービス性能は破棄されます。
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