JP1/IT Service Level Management
データベースのバックアップを取っている場合,JP1/ITSLM自体にトラブルが発生したときなどに,トラブル発生以前の環境にリストアできます。
データベースをリストアするには,コマンドを実行します。
ここでは,データベースのリストア方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 作業の前に
- (2) 作業手順
- (3) 関連項目
- データベースのバックアップを取っていることを確認してください。
- データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerに接続しているすべてのJP1/ITSLM - URを終了する。
JP1/ITSLM - URの終了方法については,「2.1.3 JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
- データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストで,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]-[サービス]を選択する。
- データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Web Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Web_Service)を終了する。
- データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Service)を終了する。
- データベースのリストアコマンドを実行する。
実行するリストアコマンドは次のとおりです。
jslmdbrstr△バックアップファイルの絶対パス
リストアコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmdbrstr(データベースのリストア)」を参照してください。
- 手順4.で終了したJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Service」を起動する。
- 手順3.で終了したJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Web Service」を起動する。
- 手順1.で終了したすべてのJP1/ITSLM - URを起動する。
JP1/ITSLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。
データベースのリストアコマンドが正常に終了し,JP1/ITSLM - ManagerおよびJP1/ITSLM - URが起動すれば,データベースのリストアは完了です。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, Hitachi, Ltd.