JP1/IT Service Level Management
定義ファイル(システム定義ファイル,システムコンフィグプロパティファイル)のバックアップを取っている場合,JP1/ITSLM自体にトラブルが発生したときなどに,トラブル発生以前の環境にリストアできます。
定義ファイルのリストアは手動で実施します。
ここでは,定義ファイルのリストア方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 作業の前に
- (2) 作業手順
- (3) 関連項目
- リストアの対象となるJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URのシステム定義ファイルのバックアップを取っていることを確認してください。
- リストアの対象となるJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URを終了する。
- 定義ファイルのバックアップを所定のフォルダにコピーして上書きする。
コピー先は次のとおりです。
- リストアの対象がJP1/ITSLM - Managerの場合:
- ・JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\jp1itslm.properties
- ・JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\sdpengine\analysisN※\conf\system_config.properties
- 注※ Nには1~10の数字が入ります。
- リストアの対象がJP1/ITSLM - URの場合:
- ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\conf\jp1itslmur.properties
- ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\collector\conf\system_config.properties
- ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\collector2\conf\system_config.properties
- ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\recorder\conf\system_config.properties
- リストアの対象となったJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URを起動する。
リストアの対象となったJP1/ITSLM - Manager,またはJP1/ITSLM - URが起動すれば,定義ファイルのリストアは完了です。
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