JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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4.2 インベントリ情報を集計する

インベントリ情報を集計するには,まず集計対象のホストを選択し,次に集計する条件を指定して実行します。インベントリ情報の集計区分ごとにホストの台数が集計されます。また,集計区分に対応するホストの詳細情報も同時に確認できます。

集計結果は,次のように,[集計]ウィンドウの[集計結果]パネルに表示されます。[集計結果]パネルは,集計画面と詳細画面の二つの画面で構成されています。

図4-3 [集計]ウィンドウの[集計結果]パネル

[図データ]

集計画面
集計区分ごとにホストの台数が表示されます。集計条件として複数の独立条件を設定した場合,インベントリ項目名(列名)の部分には「項目1」,「項目2」,・・・のように,はん用的な名称が表示されます。独立条件については「4.2.3 集計条件の設定と集計結果の例」を参照してください。
詳細画面
集計画面で選択した集計区分に対応するホストの詳細が表示されます。上記の画面例では,CPUタイプがIntel Pentium IIIで,OSがWindows NTのホストが表示されています。集計画面で複数の集計区分を選択した場合は,集計区分ごとに,ホストの詳細が表示されます。集計を実行した直後は,いちばん上の集計区分に対応するホストの詳細が表示されます。したがって,いちばん上の集計区分の台数が0の場合,詳細画面には何も表示されません。
また,詳細画面には,任意のインベントリ項目を表示できます。表示するインベントリ項目は,集計ウィザードの[表示項目の設定]で設定します。詳細は「4.2.4 表示項目の設定」を参照してください。
<この節の構成>
4.2.1 集計手順
4.2.2 集計対象の選択
4.2.3 集計条件の設定と集計結果の例
4.2.4 表示項目の設定
4.2.5 集計テンプレートの保存
4.2.6 集計結果をグラフ表示する
4.2.7 集計結果からあて先グループを作成する