JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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4.2.1 集計手順

集計を実行するには,集計の対象となるクライアントを選択したあと,集計ウィザードに従って,集計条件と表示項目を設定します。ここでは画面遷移を中心に集計のおおまかな手順を説明します。詳細な設定方法については,手順中に示す各項を参照してください。

インベントリ情報の集計手順を次に示します。

  1. [対象選択]ウィンドウで,集計対象とするクライアントを選択する。

    図4-4 [対象選択]ウィンドウ

    [図データ]

    集計対象の選択の詳細については,「4.2.2 集計対象の選択」を参照してください。
  2. [実行]−[集計の実行]を選択する。
    [条件の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    図4-5 [条件の設定]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. 集計の条件を設定する。
    集計の条件を設定するには,「インベントリ情報」で集計するインベントリ項目を選択して,「条件値」で集計条件を指定し,[条件の追加]ボタンをクリックします。

    図4-6 [条件の設定]ダイアログボックスでの設定例

    [図データ]

    集計条件の設定の詳細については,「4.2.3 集計条件の設定と集計結果の例」を参照してください。
  4. [次へ]ボタンをクリックする。
    [表示項目の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    図4-7 [表示項目の設定]ダイアログボックス

    [図データ]

  5. 集計結果の表示項目を設定する。
    集計結果に表示したい項目を選択し,[>]ボタンをクリックして「表示項目」に指定します。
    表示項目の設定の詳細については,「4.2.4 表示項目の設定」を参照してください。
  6. [実行]ボタンをクリックする。
    設定した条件に従って,インベントリ情報の集計が開始されます。
    集計が完了すると,集計結果が表示されます。

    図4-8 集計結果

    [図データ]

集計を再実行する場合の注意事項
[集計]ウィンドウに集計結果が表示されているとき,再度,集計を実行すると,集計結果が上書きされます。必要に応じて,印刷やCSV形式ファイルへの保存を行ってから,集計を再実行してください。

 

また,集計ウィザードで設定した集計条件はテンプレートに保存できます。集計条件をテンプレートに保存しておくと,次回からは,テンプレートを選択するだけで,同じ条件の集計を実行できます。

集計条件をテンプレートに保存するには,[条件の設定]または[表示項目の設定]ダイアログボックスで,[保存]または[保存&実行]ボタンをクリックして,[テンプレートの保存]ダイアログボックスを表示します。

図4-9 [テンプレートの保存]ダイアログボックス

[図データ]

保存するテンプレート名を指定して[保存]ボタンをクリックすると,テンプレートが保存されます。なお,[保存&実行]ボタンをクリックしてダイアログボックスを表示した場合は,[保存]ボタンをクリックすると,テンプレートが保存され集計が開始されます。

テンプレートの利用方法については「4.4.2 テンプレートを利用した表示・集計方法」を参照してください。