JP1/Base 運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


12.1 JP1/Baseの設定を変更する

運用中にJP1/Baseの設定を変更した場合に,変更内容が反映される契機を次の表に示します。設定方法の詳細については,参照先に記載しています。なお,「参照先」の上段はWindowsの場合の参照先,下段はUNIXの場合の参照先となっています。

設定項目 設定が反映される契機 参照先
JP1/Baseの障害対処の設定 異常終了したプロセスの再起動の設定を変更した場合,JP1/Baseを再起動するか,リロードコマンドを実行すると設定が反映されます。 2.4.3
プロセス管理機能が制御するプロセスの異常終了時,および認証サーバ切り替え発生時にJP1イベントを発行させる設定を変更した場合,コマンドの実行後,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS2)を再起動します。 2.4.3
ユーザー管理機能の設定 認証サーバは,JP1/IMやJP1/AJS2を利用したコマンドの実行,ジョブや自動アクションの実行中でなければ,JP1/Baseが起動している状態で変更できます。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。
4.2.1
4.4.1
JP1ユーザーの設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。ただし,設定を変更したJP1ユーザーがログイン中の場合は,次にログインした時点で設定が反映されます。
JP1/Baseを再起動する必要はありません。
4.2.24.3.2
4.4.2
JP1資源グループ別権限レベルの設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。
JP1/Baseを再起動する必要はありません。
4.2.3
4.4.3
セカンダリー認証サーバを設置する場合,プライマリー認証サーバの設定ファイルをセカンダリー認証サーバにコピーすると設定が有効になります。 4.2.4
4.4.4
ディレクトリサーバと連携したログイン認証の設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。
ディレクトリサーバ連携定義ファイルを変更し,コマンドを実行した時点で設定が反映されます。
4.3.1
ユーザーマッピングを設定する場合,JP1/Baseを停止する必要はありません。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。
4.2.6
4.2.7
4.4.5
サービスの起動順序および終了順序の設定(Windows限定) 起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)を変更した場合,Windowsの再起動後に設定が反映されます。 5.3
イベントサービス環境の設定 イベントサーバインデックスファイル(index)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。 6.4.1
イベントサーバ設定ファイル(conf)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。 6.4.2
転送設定ファイル(forward)の設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると設定が反映されます。 6.5.2
API設定ファイル(api)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。 6.4.3
イベント変換機能の設定 ログファイルトラップ機能の動作定義ファイルの設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると一部のパラメータの定義が反映されます。 7.2
イベントログトラップ機能の動作定義ファイル(ntevent.conf)の設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると定義が反映されます。 7.3
SNMPトラップ変換機能の設定を変更した場合,SNMPトラップ変換機能を再起動すると設定が反映されます。 7.4
ヘルスチェック機能の設定 ヘルスチェック定義ファイル(jbshc.conf)の設定内容を変更した場合,JP1/Baseを再起動するか,jbs_spmd_reloadコマンド(UNIX限定)を実行すると設定が反映されます。 9.6
統合トレース機能の設定 統合トレース機能を再起動すると設定が反映されます。 2.4.1
通信設定 jp1hosts情報を変更した場合は,コマンドを実行したあとJP1/Baseを再起動すると設定が反映されます。 11.3.2
JP1/Baseの通信方式を変更した場合は,コマンドを実行したあとに,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS2),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。 11.3.3
イベントサービスの通信方式を変更した場合は,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS2),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。 11.3.4

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.